蕎麦はやっぱり信濃蕎麦
7月2日 火曜日 くもり 18℃~26℃
おなかが空いたので通りがかりの蕎麦屋さんに入りました。
処は新潟県の小さな町とだけ申し上げておきます。
のれんを跳ね上げ時代がかった引き戸をあけ「たのもー」
妙齢の女性が「いらっしゃい」
中は一間ほどのカウンターと4人掛けのテーブルが一つ。
お昼時だというのに他の客人はゼロ。
もりそばを注文、出てきたもりそばは変にヌルついて・・訊いたら繋ぎに海藻を使ってるそうな。
長野の山奥から出てきた者にとって そばの味のしないヌルついたそばは御免こうむる、だからといって食べなかったわけじゃありません。
ざるにちょっとの千切れたそばも残さずきれいに平らげました。
さて、変わってるのはそばの味だけではありません。
食べ始めると奥から此の家のご主人と思しき人がでてきてCDを。
オーデオマニアなのかスピーカーが何本もありLPレコードがあちこちに積んであります。
で、流れてきた音楽がジャズ。
軽いピアノとベースの音が変にそばに合うから不思議。
食べ終えて一服してたら「コーヒーどうですか?」
「ここは水がいいから安い豆でもコーヒーがうまいんです」
だまされたと思って飲んだらやっぱりだまされた。
そばとコーヒーの不思議な取り合わせを考えたこのお店。
それでもジャズのかかった昔昔の店の雰囲気にはまったかもしれません。