種
5月30日 くもり 時々あめ
♫ 秋の夕日に照る山もみじ 濃いも薄いも数あるなかに ♫
と時季外れの唱歌を唄っておりますが、今日の話題はもみじ。
5月も末になり山の緑も色濃くなってまいりました。
この若緑色が4か月もすれば赤味を帯びて秋の色に変わってしまうんですから不思議です。
さて、桜と時を同じくしてもみじも花を咲かせます。
とても地味な花なので 気づかないで過ぎてしまうこともあるくらい。
そして花が結実して もみじに種ができてきました。
もみじの葉っぱの裏をご覧ください、薄赤く色付いたヘリコプターの羽根のような形の種。
秋になって風に飛ばされたヘリコプターが無事着地すればそこからもみじが生えてきます。
そして ♫ 赤や黄色の色様々に 水の中にも織る錦 ♫
となる 「もみじ山」ができるんです。