フキ採り
6月24日 くもり
ツクシやフキのトウが顔をだして春が来たなーって実感するのが長野県北部の雪解け時季。
その春を告げてくれるかわいいツクシも 時が移り緑の色が濃くなるころにはスギナと名を変えて畑の厄介者になり果てます。
一方フキのトウは三月終盤から四月いっぱいフキミソや天ぷらで食卓に上がり春の味を楽しませてくれるうれしい植物。
その上、その後に出てくる茎はキャラブキになったり煮物になったりで 6月いっぱい楽しませてくれます。
フキの元々の語源てご存知でしたか?
汗を拭くやテーブルを拭くのふくからきているんですよ。
私が子供の頃フキの葉っぱを丸めてコップにして湧き水を飲んだり、田んぼに出た母ちゃんが青っ洟を垂らした子供の洟拭きに使っておりましたね。
そんな使い方を古の昔からしていたようで「ふき」の名が付いたようです。
早い話が昔の人々のトイレットペーパーだったという事。
どうです食べる気が失せたでしょう。
今、フキの最盛期、我が家の周りもフキ採りに来ていますが トイレットペーパーは捨てて茎だけを持ち帰って行きます。
スギナ
フキ
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