藤の花
5月26日 金曜日 くもり一時雨
時折強く降る雨に土工事の現場は雨除けに車に入ったり出たりで中々定まりません。 雷鳴の聞こえてくることもあって梅雨入り間近なんでしょうか?
さて、馬鹿と煙は・・とかヤギと馬鹿は・・とくれば高いところに上りたがると続く諺です。
まあ、目立ちたがりを揶揄した言葉なんですが、煙やヤギばかりでなく植物もドンドンと高いところに上ってしまうのがあって。
山の手入れをしていた時代、下草はきれいに掃除されつる草が巻き付くなんてこと無かったんです。
木材が見放され山を放置するようになってから藤や蔦が巻き付いて上るようになってしまいました。
そして丁度今、とんでもなく高いところに藤が花を咲かせて目立つ目立つ。
花が散ればそれ程目立たないんですがね、樹木にとっては非常に迷惑な植物。
もっともこの藤蔓、強度もあって吊り橋や諏訪の御柱の引綱にも利用されるんですからただの悪者じゃあない利用方法さえ考えてあげれば馬鹿とハサミは・・の方です。
藤の花の美しさは万葉集にもたくさん詠まれていまして古の昔より人々に愛されていたようです。 私めとしましては万葉の昔より昭和の昔の青春歌謡♬うすむらさきの 藤棚の 下でうたった アベマリア♬で始まる「女学生」のほうがよほど心に沁みますよ。
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