スギ花粉
4月6日 くもり
春ですねー、国道向かいの杉山から緑色の花粉が風に舞って吹き出すのが見えてるんです。
花粉症でお困りの方はこんなのを見たら目を回すかもしれません。
春になって杉の山が赤く見えるのは雄花の色、雌雄同株の杉なのでありますが 雌花一つに対して雄花が100倍、圧倒的に多いんです。
その雄花が頃合い良しと一遍に花粉を放出するんですからグリーンの煙が舞って見えるというわけ。
ほとんどは雌花にたどり着かないで地面に落ちちゃうんです、可哀そうですね。
たどり着けなかった花粉が地にも吸収されずアスファルトやコンクリートに落ちて再び風に舞って・・これが花粉症を引き起こすわけ。
言ってみれば雌花にも見放され 土にも帰れなかった花粉の逆襲とも言えます。
杉の木はスギボックリから取り出した実で育苗する方法と、枝を挿し木して育てた苗の二通りがあって実生のほうがいろんな遺伝子を持っているのでより自然、一方の挿し木で育った杉は親木と全く同じ木になるそうで良い木を作るにはこの方が合理的。
しかしそれは人間にとっての都合の良さであって自然木そのものの良さを失くしています。
木は節があって当然、曲がるのも割れるのも自然現象と思えるようになったらスギ花粉症は治ります。・・・本当に!
腕が悪いと言うか 曇り空が悪いと言うか、杉の雄花の赤いのが撮れないんです。
写真 撮り直しました。 少しは見られるでしょうか?
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