山林の境界
2月27日 くもり はれ 雪の舞う時もあり
自分の所有地がどんな格好をしているのか、また お隣の敷地、道路、川などと どんな風につながっているのかを一目で調べる方法に役所で出してくれる公図があります。
敷地によっては幾筆にも分かれていて固定資産の課税明細書と照らし合わせなければ自分の土地が判らなくなってしまうなんてことも起こって なかなか面倒な場合もあるんですが。
大体の形は判っても実際のところ何処が境界?となると分からないのが山林。
それでも道路があって一方の境界がはっきりしていればメジャーで測ってみる手もあるんですが。
今回、長野市の山林で間伐計画があって 境界立会いを求められました。
公図に地番もあるし 土地が実在するのは判ってるんですが場所を特定できません。
以前は山林から得られる木材が財産であり 又燃料を得る大事な場所で境は持ち主たちが良く知っていたんです。
ところが 昭和の燃料革命や 木材の値段が下がって 山林に立ち入ることが減りました。
その上に代が変わって境界を知る人が減って益々判らなくなっちゃったと言うのが実際の現状。
今回は私の山は杉山、お隣は赤松の山で林相が違うので確定できましたが 山林をお持ちの地主さん、たまには山に入って境界の立ち木の皮をカマで剥いておくとかしないと全然わからなくなってしまいますよ。
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