曲がりたくて曲がったんじゃないのに。
7月27日 大雨から晴れる・・・暑い
10mの真っ直ぐな木が欲しくて杉林に入りました。 樹齢60年ほどの杉の木は大体25m前後まで育っています。 そこで立ち木を見て伐る木を決めるんですがこれが結構難しい。
すぎの名は直ぐ(すぐ)の木からついたと聞きました。 遠くから見ると名前通り真っ直ぐに見えても倒してみると緩やかにカーブしていたり目通り(直立した人の目の位置)から下 根付きにかけて曲がっていたりで中々真っ直ぐに育ったものは見つからない。
特に雪国の杉は幼木の時から雪の中で育つので根曲がりが多い。
以前の昔、入母屋造りの隅木の跳ね上がりに この杉の根曲がりを利用しましたが 今では入母屋造りも 隅木を使いこなせる棟梁も居なくなってね、曲がり木は増々出番が無くなってしまいました。
そんな訳で 山ではそれなりに真っ直ぐのものを選んで伐り倒したつもりでしたがやっぱり曲がっておりました。 適材適所、腕で使いこなしてあげましょう。
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