セプテンバーソング
9月になりました。 英語でいうとセプテンバー。 大したもんです、英語が使えるんですから。
さて、9月の声を聞けば いろいろとやりたいことが出てきます。 そのひとつが地蜂とり。
今のように肉や魚が手に入らなかった昔、 イナゴや蜂の子は貴重なタンパク源。 イナゴはオナゴ、蜂の子はオノコの分担ということで子供でも地蜂の巣を取りに行きましたよ。
わたしも子供のころ 1つ先輩に獲り方を教わりました。 その方法とは、渋々と降る雨の夕方 段々畑の土手の部分を目をこらして見つめるんです。 雨の降る日を選ぶのは他の虫が飛ばないからで、 蜂は子育て中、少々の雨でも飛んでいるんです。 眼をこらすと 土手の一部分から蜂が飛び立ったり餌を運び込むのが見えるんです。 ここが地蜂の巣のあるところ。
見つけたら 下敷きか歯ブラシの柄に火を付け 巣穴に差し込んで煙を巣穴に充満させるんです。 頭の上には帰ってきた蜂がいっぱいブンブンと飛んでいますがこの蜂は刺さない。 しばらくして巣の入り口に指を入れて巣の方向に見当をつけ、鎌で地面を切り裂いて巣穴を取り出します。 なんていうのが昔の獲り方。
昔の下敷きや歯ブラシの柄はセルロイド これを燃すと蜂は麻酔にかかって気絶したようです。
今は蜂とり用の煙幕が売られていますが車に付いている発煙筒でもOK。 地蜂とりの楽しい季節が9月なんです。
去年はマイマイガで全滅だった山栗、今年は去年の分も合わせた大きなイガが付きました。
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