大待宵草
太宰治は富士山と月見草の相性を云々したが まだまだ! 月見草には霧が似合うのを知らないらしい。 霧の中に浮かび上がる黄色の花は語彙の貧しい私には形容できない美しさである。
なんて、柄にもないことを述べておりますが、先日標高1600m付近を走行中 霧の中に見た二輪の月見草が夢にまで出てきそうなくらい印象深かったんです。 今日再び同じ道を走ったので目を凝らして探しましたが見当たりません。 それこそ夢だったのかと思いつつ残念な気持ちで通り過ぎて来ました。 ところが帰って調べたら月見草は一日花、夕刻より朝方まで咲いて終わってしまう短命な花。 日を置いては見つかるはずもありません。
あの時車を下りてカメラに収めれば良かったと後悔しきりなのであります。 山の神が一辺だけ与えてくれた好機、チャンスというものを逃せば二度と来ないことを学習させていただきました。
探していたらキスゲが咲き始めていたのでUPします。
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