人が小さくなれば地球は広くなるかな。
未だに漢字の書き取りが苦手です。 小学校の頃のように やまの字は「おやまが3つあってこの漢字になりました。 木が二本で林になります。三本あれば森ができました」 なんていう覚えやすい字ならば今でも書けるんですが、学年が上がるにしたがって難しい漢字がでてきて読めるけど書けないのがいっぱい。
さて、黍の字を読める人? ここにサンズイが付けばウルシ 月が付くとヒザになります。が、これだけだとキビという字です。これで作った団子を桃太郎が鬼退治に持っていったのは昔のはなし。今ではあまりなじみがありませんが五穀というと出てくる穀物です。
このキビが建築業界ではいまだに生きているんですよ。 尺貫法で言う1分(いちぶ)がキビ一粒の巾と中国の古い時代に決められたんだそうです。それが日本に伝わって未だに私たちは使ってんですよ。
私がこの業界に御厄介になり始めたころ、部屋の建具は5尺6寸~5尺8寸(1.7m前後)が普通でした。 それでも誰も頭が閊えるとか言わなかったのが、今は6尺3寸~6尺6寸(1.9m前後)が当たり前になっています。 ここ50年で体格が飛躍的に伸びたということでしょうか。 せまい日本、そんなに伸びてどうするの!
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