ウソッペ物語
暑い暑い夏、アリは一生懸命働いて食べ物を集め冬に備えています。一方キリギリスはギター片手に歌を唄って遊び暮らしていました。
やがて寒い冬がやってきました。 アリは蓄えた食料を巣の中で食べながら春を待っています。
トントン トントン 表を叩く音がします。 「はい!どちらさまですか?」
「キリギリスです。何か食べ物を分けてくれませんか、 おなかが空いて死にそうです」。
「夏、遊んでいた罰です、食べ物をあげることはできません」 とアリはつれない返事。
食べ物をもらえなかったキリギリスは死んでしまいました・・・・・ というのが正調イソップ物語。
これではキリギリスが可哀そうと、「食べ物をあげて仲良く暮らしましたとさ」 なんて書き換えてある本もあるほど。
ところが現実はもっともっと非情なもんで、アリはキリギリスを食料としてみているのが現実。
・・・・・ドアを叩いたキリギリスは、アリさんから「食べ物をあげますから内に入って!」とやさしく言われました。
中に入ったキリギリスは、いつのまにかアリさんに食べられてしまいましたとさ! アリさんは本当は悪い奴だったのです。
アリとキリギリスのツーショット。 「おなかが空いて動けないのかい?」
「夏、遊んでいた罰に食べてあげましょう。 なんだまだ生きてやがる!」
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