四季の一茶
今年は小林一茶生誕250年ということで信濃毎日新聞の一面右側に「四季の一茶」と題して時候の俳句が一句載っています。解説付きですから私のような門外漢でも面白く読むことができます。
そのなかで 「初雪をいまいましいと夕哉」とか 「初雪やぐわらぐわらさわぐ腹の虫」とあって、雪の季節の入り口で心が不安になるのは私だけではなく雪国に住む人共通の心理状態と知れました。
そして今朝の句 「後々は雪とも云わず成りにけり」 というものでした。解説では初雪のころはいろいろと思ったが今では馴れてしまって雪を意識しなくなる、とありました。
さて、私はどうでしょう? 「降る雪をいまいましいと夕べかな」、「降る雪にぐわらぐわらさわぐ腹の虫」 で一茶の心境には遠く及ばないものです。
屋根の雪もこんなに積もってしまいました。下は分厚い氷が層になっています。雪下ろしをしなくてはいけません。
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