木材の利用方法
廃木材の利用価値として新たに発酵熱を利用して部屋を暖めることが現実化しそうです。もちろん今までも薪ストーブなどで利用すればそれだけでも充分だったのですが、私たちのように木材製造業は薪にもならないチップやカンナくず、細い木材片が出て処分に困っていました。これを産廃業者さんにお願いすればそれなりに費用もかかり、結局最後は大きな焼却場で煙にしています。私のところでは土と混ぜて数年寝かせて土壌改良しています。土と混ぜて寝かせておくとカブトムシの幼虫がいっぱい採れて子供たちが喜んで持っていきます。今回の利用法は木材チップを発酵槽で発酵させる時の熱をパイプを巡らして取り出し暖房に使うようです。木材チップをうず高く積み上げてあるだけで中から火がでるほど発酵熱は高くなるそうですからこの熱を使わない手はありません。木材の利用法が再度見直されます。ありがたいことです。
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