木製品よ、よみがえれ!
木が私たちの生活の場から遠くなってからすでに数十年になるのではないでしょうか?化石燃料の代等でまず薪や炭が姿を消しました。次にプラスチックの出現で生活用品から木製品が消えてしまいました。私たちの村にも何人もの炭焼き職人や炭焼き窯を作れる人がいたのですが今はどうでしょうか?桶やさんもあったし指物師もいましたが近在では長野市に一人だけ高橋さんという桶職人がいるのみとなってしまいました。それでもまだ建築だけは木造が多く大工さんや建具やさんは健在でしたが、その建築もプレハブに進出され工場生産された部品を取り付けるだけの技術を求められるようになってしまいました。同じ事が在来工法にも言えるようになり数千年培われてきた木を扱う技術が風前の灯火となっています。私の言う技術とは技能オリンピック等で発表するようなものではありません。もともと技と術は生活に根付いたところから発生していますから煌びやかなものでなく土臭いものなのです。そんな木の文化を絶やすことなく伝えていければと思い、拙い技術ですが毎日ログハウスに携わっています
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