道陸神祭り
1月8日 日曜日 はれ ―4℃~
年初めの物づくりの日。
朝8時、持ち寄った枯れ枝、藁などを積み上げドンド焼きの準備です。
山から伐り出したばかりの雑木を芯に 組長さんの号令のもと枯れ枝や藁を積み上げ 大小二基の道祖神を完成させるわけ。
正月の飾り物 門松 しめ縄 ダルマ 熊手などなど縁起物も括り付けますよ。
この道祖神、「じいさん」「ばあさん」の名で呼ばれるんですが 作り手も本物のじいさんばあさんの合同部隊。
夜5時半、組長さんが今年の恵方から火を点けます。
暗闇に黒い防寒着で火を点ける姿は見方によって放火魔が枯れ屑に火を点けているように見え不気味。
そんな姿も点火後の大きな炎で福の神に見えてくるから不思議。
風の無い夜です、火の粉が真っすぐ上に舞い上がり銀河の空に散っていきました。きっと今年はいいことがあるぞー。