茶器
9月25日 土曜日 くもり 13℃~25℃
茶室を解体することになりました。
建築年代は聞いておりませんが屋根が茅葺であったので昭和20年代後半以前かな。
茅葺にトタンをかぶせてありますが 雪害や経年のため老化が進み 残すためにはかなりの予算が必要。
そんな訳で持ち主は涙を飲んで解体することを決意しました。
さて、建物の解体は機械がやるのでどうってことないんですが 問題は家の中にある様々な備品や調度品。
もともと茶室ですから書画、床置き、茶器、風炉など高価(にみえる、あるいは 、らしい)ものがいっぱい。
その道の先生が鑑定すればそれなりの値が付きそうです。
このまま機械で潰してはもったいない!と、部屋の中の備品を外に運び出していただきました。
その中の壷や皿、その他もろもろを分けてもらってきました。
中にままごとに使えるような小さな茶器もあって(下の写真)。
千利休は黄金を土で塗り込んで造るのが茶の道だと言ったとか。
きっと土壁の中に小判が塗り込んであるはず、解体時がとっても楽しみなんです。