彼岸入り
3月17日 水曜日 くもり ~8℃
春彼岸入りです。
暑さ寒さも彼岸までと昔からいわれておりますが どうしてどうして、まだまだ寒い日もありますよ、今日飯綱の麓は雪が舞ったようです。
太陽が真東から昇って真西に沈み昼夜の時間がほぼ同じなのが彼岸。
こんな一年に二度しかない貴重な日なんですが 特別扱いしてるのは日本だけらしい。
昔の年寄りは「彼岸片道」って言ってたな、と言う先輩がいて 意味を尋ねたら 雪国はやっと雪解けするころ、雪を踏みつけた道が半分解けたのを言うんだと言ってました。
なるほど そうだよね、彼岸の頃の雪道は歩きづらい、と納得してたんです。
このごろ彼岸を身近に感じる歳になり 彼岸片道の意味を考えるようになりました。
行ったら帰ってこれない片道切符という意味だったんじゃないかな?なんて思いつきました。
この先輩もすでに彼岸に旅立ち20年、帰ってくる様子はありません。
わたくしは往復切符を手に入れ彼岸に臨む予定です。