忘れたいこと、忘れちゃうこと。
2月4日 木曜日 くもり 雪 ―7℃~-1℃
きょうは三十年ほど前に山荘を建てた方のお話です。
電話をかけてきたのは奥様。
ご主人の物忘れが年とともにひどくなって、このごろは通帳もハンコもどこに仕舞ったか忘れちゃうんです。
いま困ってるのは鍵。
鍵の束がいくつもあってどれが山荘の鍵かわからない、全部送るから合わせてみて・・・と電話は切れました。
そういえばあの方と随分会ってなかったなー レガシイのスポーツタイプで百四五十キロでぶっ飛ばしてくるおじさん・・・
山荘工事は外回りだけ私が造り、内装は自分で工事したっけ・・・
空き巣に入られてから鍵をいっぱい付けたって言ってたなー・・・
大きな犬を連れてきて 犬のために一部屋改造したっけ・・・
などなど 次々と思い出す過ぎた日のこと。
わたしの場合 そんな昔の事は思い出すんですが、用事に立ち上がった瞬間 あるいはドアを開けて次の部屋に入った瞬間、おれ なにしに ここにきたんだっけ???
こんなことがちょくちょく起きるようになって・・・・います。
ただわたしの安心は 鍵はドアの横に吊るしてあるし、通帳やはんこは持たしてもらってないので心配いりません。