思い出ログハウス
1月30日 土曜日 くもり -7℃~0℃
早いものです、明日で一月も終わり。
明けましておめでとうございます!がまだ耳に残って正月のお神酒が体を巡っているよう。
そうそう、今日こんな話がありました。
20年ほど以前大草原の小さな家に甚く感銘したご夫婦が信濃町冨ケ原に3000坪の農地を求め井戸を掘りログハウスを建てて移住してまいりました。
そこは冬になれば1m以上の雪に閉ざされ数百メートルの林道を自力で歩くか除雪して通行するより他手立てのない場所。
そのかわり他所からは隔離されご夫婦二人だけの生活を思う存分楽しめる別天地でもありました。
そんな境遇にも魔の手は忍び寄りご主人が5年ほど前他界してしまいました。
その後奥さんは一人で2年間生活していましたが流石に冬はきつい。とうとう山を下り長野市に居を移しました。
そんな奥さんが今日立ち寄ってくださり 残されたログハウスが高値で売れたと今日報告がありました。
思い出が一つ消えるさみしさはあっても いつまでも引きずるわけにもいかず決断したようでした。