松本城
12月11日 金曜日 くもり -2.5℃~7℃
今朝の信濃毎日に松本城の石垣調査の記事がありました。
耐震補強のための調査。 昭和の大修理から70年後の大規模調査です。
天守台の上に建つ5層の城は松本城と姫路城の2つだけの貴重な城。
この2城が烏と白鷺と呼ばれるのも因縁があるのかもしれません。
コンクリートの無かった時代、石垣の沈下を防ぐ木材で造った筏を並べたり 天守を支える杭を16本埋めて造ったり 今でも使われている工法ですよ。
これで1000t近い重さを担っていたんですが、天守を支える杭が腐って大きく傾いた松本城の写真をみたことがあります。
今 凛とした姿を見せてくれますが数年前の長野県中部地震で天守の壁に亀裂が入り今回の耐震補強工事となったようです。
安土桃山時代末の築城ですから400年以上昔の城、天守の石垣は建築当時のままですから今回の調査で工法など新しい発見がいっぱいありそうで楽しみです。