初ミンミン蝉鳴ーる 夏季講習
8月3日 月曜日 くもり 晴 20℃~30℃
いままで雨はあったものの気温が25℃以下でしたから過ごしやすかったんです。
それが昨日今日と29℃ 30℃、老体には堪えますわ。
しかも気温が上がるとサイレントな吸血虫が羽化、二酸化炭素の発生源を襲ってきます。
蚊ではありません、蚊は虫偏に文でブーンと微かでも羽音がします。
それが写真の虻、こいつは音無しで突然食いつくんですから。しかも後が痒い、まことに始末の悪い吸血虫なんです。
ここで講義です。
むかしの諺に「虻蜂取らず」というのがあります。
人間が虻や蜂を獲ってどうしようというんです。 藁に結んで広路を歩く?それとも甘露煮にして酒のつまみでもしようというんでしょうか?
実はこれ人間界の話で無く、蜘蛛の世界の話。
網状に張り巡らした巣に虻がかかったので大急ぎで向かったんです。
すると反対側に蜂がかかりました。
虻も獲りたい蜂も獲りたいとあっちへ行ったりこっちに来たりでとうとう両方とも逃げられたという欲張り蜘蛛の可哀そうな話。
この場合人間ならどうするでしょうか?
まず虻を咥えて蜂に向うという高等術で対処するでしょう。