107歳の画家
107歳の女流画家、後藤はつのの展覧会が赤倉温泉ワクイホテルで開かれています。明治36年生まれの彼女は岡倉天心やスキーの父レルヒともあった事があると言うタイムマシンで来た宇宙人のような人です。70歳から始めた絵は極力立体感を出さない?方法で、遠くの人間のほうが大きかったりして遠近も無視。どう描いたらここまでぺったりとした絵になるんだろうと考え込んでしまいます。それでも昔の思い出を題材にしているからか配色がいいのか絵に素養の無い私には判断がつきませんが味があるんです。知人もおばあちゃん画家からエネルギーを頂くんだと出かけて行きましたが、おばあちゃんからエネルギーを吸い取ってしまうとミイラになってしまわないか心配です。しかし本当のところはおばあちゃんが若い人のエネルギーを吸い取って107才まで現役で頑張っているような気がします。
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