風の通り道
10月30日 水曜日 はれ 9℃~15℃
10月も終わりに近づいてきました。
気温も最低気温が一桁の日が多くなり 来月は霜月、霜の降りる日も近そうです。
今回の台風被害、水害が大きく取り上げられていますが山林の倒木被害もいままで経験したことのない広範囲にわたっております。
それも昔から言われた風の通り道なるものが実在したかのような帯状の倒木があるんです。
飯綱山南斜面の一部がそれ。 林が数キロにわたって折り重なって倒れています。
ここで木によって倒れ方の違いがあるんですよ。
カラマツはほとんど根こそぎ、アカマツやシラカバは幹の途中で折れていました。
カラマツは水平根が発達し下垂根がほとんど見当たりません、これが今回の根こそぎ倒木の原因。
一方アカマツやシラカバは自然に実生したものですから下垂根も発達して根こそぎ倒木にならず中折れの被害になったようです。