癸卯年最終日
12月31日 日曜日 はれ~くもり
2023年、令和5年、癸卯年もきょうで最終、365日目がやってきました。
やはりBC2023が一番わかり安いかな。年号は官庁で使うので止むを得ず覚えてる。癸卯年ときては「なんじゃらほい?」ですね。
ところが一番意味の深いのは この「なんじゃらほい」なんです。そう60歳に還暦のお祝いをするのはこの暦が元。
それでは暦の元である十二支の説明をしてみましょう。
木星の公転は約12年。地上から天空を見上げ木星の位置が西から東に12年かけて移動するのを見つけたのは中国の人。いまから4000年も昔のことです。
で、この木星の移動を歳星とし十二年にそれぞれ意味合いをつけました。それが十二支の子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。
子→植物の落とした種 「子」の文字に、「茲」を補い「孳」
→子孫を増やそうと種となって次の力を蓄えている状態
丑→地中にある種 「丑」の文字に、「糸」を補い「紐」
→種から発芽し地面に出る前に土を押しのけようと曲がっている状態
寅→発芽し伸び始める 「寅」の文字に、「水」を補い「演」→芽が伸び始める状態
卯→成長し若葉茂る 「卯」の元字は、「茂」→少し成長し枝や葉が茂った状態
という植物成長物語にしたのが十二支。
これに木火土金水の五行を兄弟に分けた甲乙丙丁戊己庚辛壬癸を加え十干十二支の干支ができあがりました。
卯年は葉が茂る年だったんですが 皆さまのご感想は?
来年は甲辰年、植物の成長過程は明日のブログでご紹介します。
では皆さま よいお年をお迎えください。