またまたまた雪の話
2月21日 月曜日 ゆき
毎日同じ話題で恥ずかしいんですが、またまた雪の話しです。
雪が珍しいという方に送ってあげたい今年の大雪、それでも ここから10kmも北に走れば我が家の2倍3倍の雪があって愚痴も言えない今日このごろなんです。
さて、昔の茅葺屋根だったころ、雪下ろしはコスキという長い柄の付いた板で転がし落としたのを覚えています。
茅葺屋根は45度以上の勾配があって雪塊を落とすのに苦労はない、また茅葺きのため滑り落ちる心配もなく大いに楽しんで雪落とししてました。
で、いつ雪下ろしをするかは家長の判断に委ねていた。
平地で1mの積雪でも45度の屋根上は0.7mに減量される算数の世界。(ちょっと計算がおかしいかな)
そこで家長は何を目安に雪下ろし命令を下したか?
昔の家の間取りは茶の間と座敷など二間続き三間続きの家が標準。
そこには間仕切り用に襖戸や板戸が設えてあり この戸が渋くなったり開け閉めに苦労するようになると屋根裏の梁が垂れてきたと察し命令を出してましたね。
いまどき 家長も無く 命令者が実行者になって久しいのでありますよ。