熊の油
12月30日 木曜日 ゆき 気温?
さあさあ、お立ち合い、ご用とお急ぎのない方は、ゆっくりと見ておいで。 遠目山越し笠のうち、もののあいろとりかたがわからぬ。山寺の鐘は、こうこうと鳴るとはいえ、童児来たって鐘に撞木を当てざれば、鐘が鳴るやら撞木が鳴るやら、とんとその音色がわからぬが道理。・・・だがしかし、お立ち合い、投げ銭やほうり銭はお断わりだ、と始まる口上といえば「がまの油売り」。
三遊亭圓生さんの落語で何回も聞きました。ガマの油、効能が腫れ物、切り傷に効く他に 刀の切れ味を止めと落語のなかでは そうなってます 。
さて、お立合い、ここに取り出したるクマの油。 古くからマタギの狩の必需品。切り傷にちょっと塗り込めばあーら不思議 血止めと痛み止めの効果抜群。
他にやけどの手当 手荒れ、かかとのひび割れなどにも良いとされ1500円と書いてある。
愛用者は我が妻、どこで探してくるんですかね、机の上に置いてあるんです。
使用感を聞けば 塗ったばかりはベタベタするが しばらくするとスーと体に浸み込むんだそう。
道理で! ここにもう一つ効能がありそう・・・気が強くなるんです。
気の弱い方にお勧めしますよ。
来年は寅年、クマの油よりトラの油のほうがいいか!。