山吹、山蕗
5月13日 木曜日 はれ 12℃~25℃
太田道灌が山家の一軒家を訪ね 笠を貸して欲しいと頼んだところ うら若い女性が山吹の小枝を手渡しただけで引き下がってしまいました。
太田道灌はこの謎が解けず近習に尋ねたところ 古歌に七重八重花は咲けども実の一つだに無きぞかなしきの和歌があり「実の」と「簑」をかけたんでしょうと言われたとか。
志ん生の落語にでてくる噺です。落ちは歌道に暗いと角が暗いの地口落ち。
山吹が見ごろです。
桜や梅など春の花は葉より花が先が多いのですが 山吹は葉が出そろってから花を咲かせます。
同じ呼び名の山蕗も採りごろ。
近くの川沿いに自生している山蕗を採って煮つけてもらいました。
初夏の味です。