平林
3月4日 木曜日 くもり ―5℃~8℃
漢字に詳しい方ならご存知でしょうね、こんな唄。
「 こきの声、おのれつちのと下につき、いすでは半ば、しみは皆つく」
きのう上巳の節句の漢字を書いて思い出した歌なんです。
己己(こき)の声
己(おのれ) 己(つちのと)下につき
已(い) 已(すで)は半ば
巳(し) 巳(み)は皆つく
ちょっとした違いで意味も読みも変わるのを覚える唄。
たいらばやしか ひらりんか
ひとつとやっつでとっきき いちはちじゅうのもーくもく。
これは平林の読み方が人によって違うという落とし噺に仕立てた名作。
桂文朝さんのとぼけ顔がぴったりの演目でした。