2020年9月16日

赤とんぼ

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:32 PM

9月16日 水曜日 はれ    ℃~℃ 忘れた

トンボが赤みを帯びてきました。

このトンボが赤トンボになるのかどうかは知りませんが 私的には赤トンボに変身する一歩手前だと推察するものです。

さて、童謡「あかとんぼ」は大正10年に三木露風さんが作詞しました。

大正10年はいまから99年前、来年が100年の記念すべき年にあたります。

この度の国勢調査の推定値で100歳以上のおじいさん おばあさんが全国8万人以上になるんだとか。

皆さん この童謡「赤とんぼ」とともに生まれた方。

この方々が聞いた赤とんぼは今の歌詞とちょっと違う。

夕焼け 小焼けの 赤トンボ負われてみたのはいつの日か・・・が私たちの知ってる歌詞。

ところがもともとは

夕焼、小焼の、山の空、負はれて見たのはまぼろしか・・・が原詞。

このほうが山家育ちのわたくしとしては納得いく風景ですよ。

風景は随分変わってしまいましたが 赤とんぼはあのころから変わってないんでしょうね。

山の畑の、桑の実を、小籠に摘んだは、いつの日か。
十五で、ねえやは嫁に行き、お里のたよりも絶えはてた。
夕やけ、こやけの、赤とんぼ、とまつてゐるよ、竿の先。

まぼろしにしないでいつまでも残って欲しいものです。

     

     

   

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