赤とんぼ
9月16日 水曜日 はれ ℃~℃ 忘れた
トンボが赤みを帯びてきました。
このトンボが赤トンボになるのかどうかは知りませんが 私的には赤トンボに変身する一歩手前だと推察するものです。
さて、童謡「あかとんぼ」は大正10年に三木露風さんが作詞しました。
大正10年はいまから99年前、来年が100年の記念すべき年にあたります。
この度の国勢調査の推定値で100歳以上のおじいさん おばあさんが全国8万人以上になるんだとか。
皆さん この童謡「赤とんぼ」とともに生まれた方。
この方々が聞いた赤とんぼは今の歌詞とちょっと違う。
夕焼け 小焼けの 赤トンボ負われてみたのはいつの日か・・・が私たちの知ってる歌詞。
ところがもともとは
夕焼、小焼の、山の空、負はれて見たのはまぼろしか・・・が原詞。
このほうが山家育ちのわたくしとしては納得いく風景ですよ。
風景は随分変わってしまいましたが 赤とんぼはあのころから変わってないんでしょうね。
山の畑の、桑の実を、小籠に摘んだは、いつの日か。
十五で、ねえやは嫁に行き、お里のたよりも絶えはてた。
夕やけ、こやけの、赤とんぼ、とまつてゐるよ、竿の先。
まぼろしにしないでいつまでも残って欲しいものです。