沢水
10月18日 はれ
古家を取り壊しています。
建築年代は判然としませんが戦後そう遠くないころの建物ではないでしょうか。
この家に古井戸があって・・古井戸があると思うんです。 それは地面から掘り下げた穴に井戸ポンプが据えてあってそこから塩ビパイプの配管が見えていました。
解体工事が終わり井戸ポンプをはずして井戸の深さをみようとしたらポンプの下は固い地面、井戸らしいものは見当たりません。
はてな?ここは公営水道のない地区、生活用水は井戸しかないんです。
この家に人が居なくなって随分たち相続した息子さんは取り壊す家のことは良く覚えていないそうです。
で、塩ビパイプを掘りながら辿ってみれば沢に向っているようなんです。
どうやらこの家は井戸ではなく沢水をポンプでくみ上げて使っていたらしいと判断できました。
数十年前、川の水もきれいでそのまま飲めたんですよ。
今じゃとてもそんな事!
いい時代でしたね。
普通この穴の下に井戸があるはずなんですがね。