山小舎からの手紙

彼岸入りです。

暑いのも寒いのも彼岸までとの昔からの言い伝えがあって、今年の7月8月は暑かったですね。

その暑さも今日まで、彼岸明けから寒さに向って一直線です。

最後の暑さを印象付ける赤い炎にも似た彼岸花もちょうどこの時季の花。

まことにタイムリーな・・暦を見てるんじゃないかしら？なんて思う咲き方です。

昨日の朝など7℃まで気温は下がって体調管理の難しい時期になりました。

暑いと体がだるく動き回るのがごしたい（方言、疲れるの意）寒くなると節々が油切れで動くのがつらい・・・となり彼岸前後が一番動きやすい季節。

散歩も徘徊も今時分がいいですね。

「ご近所を　徘徊するから　じい元気」

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ジュークボックスは　シングル盤の製造中止で姿を消したんでしょうね。

いまは少なくなったドライブインの片隅にあって　音楽好きの方が100円入れて聞き入っていましたっけ。

音楽環境はつぎつぎと新しいものが出て　家庭用ステレオ、カーステレオと好きな音楽を自分だけで楽しむことも可能になりました。

聴くだけでなく唄いたくなるのも自然なながれ。

そこで登場したのがカラオケ。

これだと歌手気分が味わえるしムードも満点。

余計な事に点数の出る機能付きまであるようです。

カラオケ人口は4千万人とも5千万人ともいわれるほど。

曲もつぎつぎと新譜がでて　新しい曲に挑戦するカラオケ愛好者も多いんだそうですよ。

そんな新譜好きな方が　自宅で使ってたカラオケの機械を新しくしたから古いのをあげるって持ってきました。

ここに1万曲近く入ってるそうですから　少しは知ってる曲もありそうです。

さー、練習してデビューしなくちゃ！

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秋祭りのシーズンです。

紅白の吹き流しや幟がその合図。

早朝、地区のみんなが集まって7～8間の幟竿を人力で立てるんです。

それが　住民減と高齢化でままならなくなり　竿立てを止めてしまうところもあって。

そこで登場したのがアルミ製の竿。

これだと恒久に立てっぱなしができ　危険な早朝作業もなくとっても合理的（本音はらくちん）。

わたくしの住む古町地区も　同じような理由でアルミポールに立て替えしました。

地区の共同作業が減るのはさびしいところもありますが　これも世の流れ。

日本中いたるところでこんな悩みを持っているんでしょう、アルミポールメーカーは年々注文数が増えておお忙しだそうです。

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9月第三月曜日は敬老の日。

そう、今日がその日。

日めくりに日の丸が書いてあるでしょ。

忘れていた方は大急ぎで敬老してください。

敬とはうやまう事、うやまうとはあがめる事、あがめるとは尊っとぶこと。

ということで　本日は老いた方をうやまいあがめる日。

対する（うやまわれあがめられる）方は神に近い存在としてふるまっていただきたい。

少なくとも振る舞い酒で正体を失くしたり　千鳥足で折り詰めのエビ天やかまぼこを道々落として歩くようなことが有りませぬようご用心ください。

さて、わたくしの同級生たちは今年古稀になるはず。

70まで生きて来れるのは古来より稀、ということで古希。

その古来より稀が稀じゃなくなって　人口ピラミッドは69,70,71の年代が大きく膨らんで古稀団子。

敬老会に招待されて正体をなくしたり、こんな年寄り古来は居なかったなんて言われないようにしましょう。

♫　あかく咲くのはケシの花

しろく咲くのはユリの花　♫

・・・と始まるのは藤圭子さんの「夢は夜ひらく」

♫　朝に咲くのはアサガオか～

昼に咲くのはヒルガオか～　♫

・・と誰も歌ってないけど　野に原に自然に咲く花は数々あって　今日も日当りのいいところにコヒルガオが咲いていました。

花は小さいアサガオ型、蔓を伸ばしてからみつき根っこで増殖。

つる草雑草に分類され駆除される可哀そうな花。

♫　どう咲きゃいいのさこの私、夢は昼ひらく　♫

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9月15日　　朝から大雨、午後薄日差す

昨日ラジオで言ってました。

毎年敬老の日近く100歳以上の人をカウントするんだそうです。

で、今年の100歳以上の人口は6万８千人、これを男女別に分けると男８千人、女６万人。

え～～～～～～！！！です。

だいたい五分五分が人間として対等に扱ってもらえたと思える必須条件。

それでも神様にも手違いはあるでしょうから四分六ぐらいは我慢します。

なのに何なんです！この違い。

女性のほうが図々しいとか厚かましいとか神経が欠如している部分があるとか・・何かが違っているに違いありません。

そうでなければこんなに・・・

永さんもおばあさんになりたかったのでしょうか、それでも83歳でお別れでした。

9月14日　　はれ

秋ですね、赤トンボが飛んでいます。

夕焼け小焼けの赤トンボなら歌の文句とおりなのですが　昼日中の赤トンボ。

しかもまだ全部が赤くならない背赤トンボ。

秋になるとリンゴ、カキ、モミジなど赤くなるものが多いですね。

トンボもだんだん色づいて赤くなってくるんでしょうか？

だいたい赤トンボという種類は無いんだと学者先生は宣っております。

学も識もない私、赤いトンボを毎日見ていながら「これは〇〇トンボ」と名前当てができないのが残念。

極楽とんぼ　尻切れトンボ　トンボ鉛筆などなど　トンボと名の付くものはいっぱいあって空飛ぶばかりがトンボじゃない。

赤いトンボは赤トンボ！これでいいじゃありませんか。

9月13日　　はれから曇って夕刻小雨

国道沿いの庭に桜の木が2本、ヤマボウシが3本、トガが1本植わっています。

それが昨年あたりから立ち枯れの枝が目立つようになって　今日思い切って枯れ枝を切り落としました。

桜キルバカ梅キラヌバカとか申しますが　バカと言われようと愚か者とそしられようと実行しちゃうのがわたし。

何故今日の仕儀に至ったかと申しますと、今日の暦が戊申（つちのえさる）の天赦日、何をしても許される最上の吉日。

以前タモの大木を伐り倒したときスズメバチの巣を踏んで追いかけられたり、杉の大木を伐り倒して　ついでに電線まで切って中電から罰金を言われたり等々　伐木とは相性があまり良くない人生。

ということで木を伐るときは暦を頼りに伐るようになりまして今日がその最良の日。

バッサバッサと切り落としましたが来年の新芽はどうなるか”天のみぞ知る”なんです。

9月12日　　はれ

「初月や　夜明けの空の　濡れてをり」

初月とは陰暦8月始めの細い月。　これから中秋の名月へとなるべく夜ごと満ちていく思いも込めて、生まれたての月の心もとない明かりを鑑賞する。

これは信濃毎日新聞一面、（けさの一句）に掲載された俳句、解説は土肥あき子さん。

今日は旧暦8月3日、三日月、眉月、若月、初月と呼び名に事欠かない。

月の出は7時51分　入りは19時47分、月齢2.4日、見れるとすれば西の山の端にかかる細ーい月が見えるはず。

残念ながら今夕の西の空方向は雲がかかって三日月は見えず仕舞い。

次第に満ちて中秋の名月となるのは9月24日。

すすきに団子を用意して待ちましょう。

9月11日　　くもり　　14℃

二百二十日です。

台風襲来も無く平穏無事に過ごすことができましたことにまず感謝。

さて、誰しも運転する時は混雑を避けたいですよね。

目的地までスムーズな移動ができれば一番、そのため少しでも空いた道を選びます。

きょう千曲川の堤防道路を走ったんです。

この道は交差点は立体で信号機は無しこの、スムーズな走りが嬉しい道路なんです。

それが今日は車が列を作っておとなしく走ってるんです。

わたしも列に加わって走って解りました。

ネズミ捕りが仕掛けられていたんです。

堤防下にパトカーが3台、取り調べ用のワゴン車が1台見えて一般車は1台も見えません。

堤防道路を走るドライバーは何処に罠を仕掛けるか皆さんご存知の様、そこだけは静かな走りになるみたい。

せっかく二百二十日に災害が無いと喜んだのにここで捕まっちゃ何にもならない。

先頭を走ったドライバーに感謝です。