蛇含草
9月5日 はれ
そばの出てくる落語は数々あれど 信州に縁のある演目は「そば清」。
あらすじを申し上げれば、
無類の蕎麦好きの清兵衛さん、蕎麦好きが高じて蒸籠を何枚食べられるか そば喰い自慢の人と賭けをするようになります。
ある時 信州まで旅をしました。旅の途中 道に迷っていると藪の向こうでガサゴソ、そっと覗いてみると大きなヘビが旅人を飲み込んでいるところ。
飲んだ後 腹が張り裂けそうに膨らんでいます。
苦しくなったヘビがズルズルと這って赤い草をペロペロとなめております。
すると張り裂けそうなお腹がスーっとへこんで元通り。
隠れ見ていた清兵衛さん、あれは消化草に違いない、持って帰って賭け蕎麦で使えば大儲け。
江戸に帰り さっそくそば喰いの賭けです。
そばを食べすぎ苦しくなった清兵衛さん、縁側に出てそっと赤い草をペロペロなめたら 清兵衛さんが消えて蕎麦が羽織を着ていたという落語。
今日行った先の畑では蕎麦の花が満開。
そして帰ってきたら 家の前の草むらにでっかいヘビがズルズル。
本当に太いヘビでしたよ、ツチノコのようにシッポがちょっと付いてその先は太ーい胴体。
で、蕎麦と大きなヘビを見て「そば清」を思い出したという訳。
いま問題の”かけ”や”もり”で落ちを付けたかったんですが失敗しました。
下のそば畑の写真で我慢してください。
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