2017年9月10日

飯綱山

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:42 AM

9月10日   日曜日  はれ

神社の前の大きな幟旗や参道沿いの吹き流しが目に付くようになりました。秋祭りが始まったようです。

私は日暮れとともに家に入ってしまうので夜宮の賑やかさには縁がありませんが笛や太鼓の音、そして夜店の灯りには子供の頃の郷愁を感じます。

話は変わって、私の故里に鎮座まします大山は飯縄山でございます。

町名にもなった山で高さは1917mの飯縄と1875mの霊仙寺山が1.2kmほどの距離を置いて聳えております。

その頂上を結んだ線で長野市、飯綱町、信濃町が境を分けております。

晴れた日曜日です。久しぶりにふる里の山霊仙寺の写真を撮ってきましたのでUPします。

まだ緑濃い山姿ですが 紅に黄色に色を変えるのももうすぐ、2017年の緑の山の写真はこれが最後かもしれません。

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モロコシも最後です。

2017年9月9日

親知らず

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:26 AM

9月9日  はれ

9が2つ重なる9月9日は重なる陽の日ということで重陽の日と言われております。

陽と陰の考え方は2つに割れる数が陰、そのまま独立している数が陽と考えられたようです。

なんて書いても皆様のほうがよほどお詳しいでしょうからこの辺で止めておかないと。

さて、今日の話題は私事で申訳ありませんが虫歯について述べさせていただきます。

今年に入ってから奥歯が二本ボロボロ欠けて口の中に歯が転がってしまった事がありました。

歳も齢だし歯だって食べ物を噛み潰すのに飽きたって仕様が無い、「割れても末に会わんとぞ思う」くらいの気持ちで放っておいたんです。

それがここにきて痛み出して、ここ二日間ご飯が食べられないほど痛んで痛んで。

さあ、そうなると頼るのはその道の専門、歯医者さんにお願いすることになりますわな。

電話したらレントゲンだけ撮って先生に診てもらったらどうですか?って言ってくれたんです。

痛んでいる時は歯の治療はしないって聞いていたもんですから、それと奥歯の抜歯は大病院の歯科に紹介することが多いんだとか。

さっそくレントゲンを撮ってもらいました。

そして先生に診てもらったら 診療台に座らされて「はい、口を開けて」。

トトロのようなでっかい口を開けたら先生が口の中で何やらやっています。

「麻酔が効くまでしばらくそのままで」と先生は言い残して行ってしまいました。

えーーーーこれから治療ですか?

先生の奮闘30分、時々「しっかりした歯だなー」とか「抜けないなー」とかの独り言が耳に入ってきましてね、なにか丈夫な歯で申訳ないような気分。

で、「抜けましたよ、見ますか?」って言ってくれたんです。

「もう抜けたんですか?」と私。

私の痛んだ歯は親知らずで根っこの部分がちょっと曲がっていて先生は「ここが引っかかって中々抜けなかった」んだそうです。

レントゲンから一時間弱、これで歯痛から解放、飯も食えるし酒も飲めるぞ、ばんざい、ばんざい、先生ありがとうございました。

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虫歯治療が済んでお祝いです。 2日分の栄養を焼肉で補充しました。

2017年9月8日

小リンゴ アルプス乙女 高坂リンゴ

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:49 AM

9月8日  くもり

夜9時、久しぶりの月夜でした・・・多分。

このところ6日が満月だったというのも忘れるほど夜の空は雨か曇りが続いていました。

今年の旧暦8月15日は10月4日、月見をする中秋の名月はひと月後、楽しみに待ちましょう。

さて、9月に入るとリンゴが色付き始め早出しのリンゴは収穫期に入ります。

今年は天気が悪く味も色付きも今一と言っていましたが どうしてどうして頂いたリンゴは美味かったですよ。

味はですね、昔の盆リンゴと言われた「いわい」の味がして、いわいは青いリンゴのはず、名前を聞き忘れてしまいました。

紅いリンゴだけでも50種類以上、皮を剥いて利き酒ならぬ利きリンゴで品種を当てるなんていう大会があっても良さそうです。

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手前の小さいリンゴが高坂リンゴ

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9日朝6時の西の空です。 

2017年9月7日

ボルゾイとはロシア語で敏速

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:05 AM

9月7日  くもり  あめ

24節気の白露です。立春から数えて15番目の節気、こののち秋分 寒露、霜降と寒そうな字面が続きます。

嫌ですね、年とともに寒いのが苦手になってきました。 

山が白い帽子をかぶるようになって里もチラチラと白いものが舞ってなんて言うのもそう遠い話ではありません。

寒くなって元気を取り戻すのは何でしょうか? 

童謡で「犬は喜こび庭駆け回り猫は炬燵で丸くなる」と唄われておりますから 寒くなっても元気いっぱいなのが犬かな。

ところで皆様の家にペットはいますか? 

犬?猫?小鳥?観賞魚?小動物をペットにしている方は多いと思いますが、今日お会いした方はちょっと別格、犬が31匹、猫13匹とともに暮らしているそうです。

ブリーダーとかでは無くペットとして。

その犬も「ボルゾイ」体高90cmもある大型犬。

一度だけ飯綱付近で見かけたことがありますが何と形容すればいいか、顔はコリー、足が長い、横から見れば威風堂々なんですが正面から見ると薄いという印象をもちました。

これが家の中に31匹も居るなんて想像もできません。 

犬を思う存分遊ばせてあげられる大きな土地を求めているんだと言ってました。

 

2017年9月6日

風の橋

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 12:43 PM

9月6日   くもり あめ

同窓生と同級生の違いは?

答・・・同じ学校を卒業すれば学年は違っても同窓。
    
    同じクラスで学べば同級。

    クラスが違っても同じ学年なら同期。

と、こうなるようです。

わたくしの小学校入学が昭和29年、新入生の詳しい人数はわかりませんが80数人はいたんじゃないかな、40数人のクラスが2クラスあったんです。

小学校を卒業して、同一敷地内にある中学校に入学したとき 初めてクラス替えというか80数人をシャッフルして新しいクラスが二つできたんです。

何分にも50年も前の事でして 多分小学校時の同級生の半分が入れ替わったんでしょう。

簡単に考えれば 中学卒業まで同級生と呼べるのは60数人になります。他の20人は同期生となるんでしょう。

前置きが長いのがわたしのブログの欠点。

はやい話が、その少数派の同期生に映像会社を経営する彼がおりまして 主に中国に渡って撮影しているようです。

今日その彼が虎屋の羊羹とDVD2枚を送ってくれました。

DVDには「風の橋」~中国 雲南 大渓谷に生きる~と副題が付き1997年NHK新春特集となっています。

もう一枚は「盗まれた長安」~よみがえる古代メトロポリス~でNHKBS 2017年9月2日夜9時放送となっていました。

もしかしたらご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

何故彼が「風の橋」以来どっぷりと中国漬けになったかと言うと ”雲南省の大渓谷に暮らす人々が 自分の子供時代と重なってとても懐かしかったから”なんだそうです。

長いブログになってしまいましたが 田舎育ちの団塊世代の方 子供の頃にタイムスリップするには 是非このNHK「風の橋」をご覧ください。

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2017年9月5日

蛇含草

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 1:37 PM

9月5日  はれ

そばの出てくる落語は数々あれど 信州に縁のある演目は「そば清」。

あらすじを申し上げれば、

無類の蕎麦好きの清兵衛さん、蕎麦好きが高じて蒸籠を何枚食べられるか そば喰い自慢の人と賭けをするようになります。

ある時 信州まで旅をしました。旅の途中 道に迷っていると藪の向こうでガサゴソ、そっと覗いてみると大きなヘビが旅人を飲み込んでいるところ。

飲んだ後 腹が張り裂けそうに膨らんでいます。

苦しくなったヘビがズルズルと這って赤い草をペロペロとなめております。

すると張り裂けそうなお腹がスーっとへこんで元通り。

隠れ見ていた清兵衛さん、あれは消化草に違いない、持って帰って賭け蕎麦で使えば大儲け。

江戸に帰り さっそくそば喰いの賭けです。

そばを食べすぎ苦しくなった清兵衛さん、縁側に出てそっと赤い草をペロペロなめたら 清兵衛さんが消えて蕎麦が羽織を着ていたという落語。

今日行った先の畑では蕎麦の花が満開。

そして帰ってきたら 家の前の草むらにでっかいヘビがズルズル。

本当に太いヘビでしたよ、ツチノコのようにシッポがちょっと付いてその先は太ーい胴体。

で、蕎麦と大きなヘビを見て「そば清」を思い出したという訳。

いま問題の”かけ”や”もり”で落ちを付けたかったんですが失敗しました。

下のそば畑の写真で我慢してください。

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2017年9月4日

飯綱リゾートラインでの出来事

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:34 AM

9月4日  はれ

きょうは何の日?で調べたら くしの日(美容週間) & クラシック音楽の日となっていました。

両方ともわたくしに縁のない記念日なのであります。

で、何のお話を書こうか考え中なのです。  

そういえば午前8時半ごろ飯縄山の東側を通っている山麓線の杉林に高級車が突っ込んでいました。 

黒のクラウンセダンでタイヤの跡も無く林の中にクレーンで釣り上げてそっと置いたように止まっているんです。

そばに若い男性とお父さんらしきおじさんが車を取り囲むように立っておりました。

わたくしはこういう場面に弱いんです、何というか野次馬根性というかお節介焼きというか 何かを言わずにいられられないんです。

私「手伝おうか?」

おじさん「今レッカーを呼んだよ」

私「上手く止めたね! どうやればこんな風にできるの?」

おじさん「いねむり運転で突っ込んじゃったらしい」

私「高級車に傷つけなくて良かったじゃない」

おじさん「夜遊びするな!っていつも言ってるのに・・・」

どうやら「どうして?なんで?」の詰問攻撃は終わり静かにレッカーを待つようです。

車も異常無し、ケガも無しで良かった良かったと慰めて降りてきました。

写真は撮ってきませんよ、それこそ傷口に塩を塗るようなものです。

2017年9月3日

お山のナラの子

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:55 PM

9月3日  はれ

♬ むかし むかし そのむかし
  椎の木林のすぐそばに 小さなお山があったとさ あったとさ
  まるまる坊主のはげ山は いつでもみんなの笑いもの
  これこれ 杉の子 起きなさい
  お日様 にこにこ声かけた 声かけた。♬

太平洋戦争中に発表された童謡「お山の杉の子」です。

話 変わって 去年の秋に落ちたドングリが芽を出し、葉っぱを出して一丁前の木になろうと背伸びしています。

コナラです。 

薪に良しシイタケの榾木に良し 炭にすれば美味しい焼肉や焼き鳥を作ってくれるとても役に立つ木なんです。

しかもですよ、伐られてからの役立ち方は杉の木の比じゃ無い、伐り株にナラ茸 クリ茸のキノコが生えて何年も私たちの胃袋をキノコ汁で満たしてくれるんです。

それこそ日本中の木をナラの木にしてしまいたいくらいほれ込んでいるんですよ。

「お山の杉の子」 5番

♬ 大きな杉は 何になる
 兵隊さんを 運ぶ船
 傷痍の勇士の 寝るお家 寝るお家
 本箱 お机 下駄 足駄(あしだ)
 おいしいおべんと 食べるはし
 鉛筆ふで入れ そのほかに
 たのしや まだまだ役に立つ 役に立つ♬

杉の木はもちろん必要だし役にも立つんですが「お山の杉の子」の歌詞を読むと杉の木がかわいそうになります。

一度一番から六番まで通して読んでみませんか?

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2017年9月2日

寒いですね。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:35 AM

9月2日  くもりから晴れへ

よーく晴れた土曜日、青空が広がって嬉しくなります。

山の栗の実も葉の間から自己主張し始めています。

ひと月後は栗の実拾い、焼き栗や茹で栗が楽しみです。

さて、9月になれば気温も下がってまいります。 朝晩の気温が一桁になれば暖房機の用意です。

とは言っても今年の我が家は炬燵を出しっぱなし、仕舞わないでも気にならない寒ーい夏でした。

買い置きの豆炭を熾して炬燵に入れて悦に入った顔をしているのは寒がりの妻。

私は薪ストーブの灰を掃除して火入れの準備です。 

薪は工場残材や山から下ろしたカラマツが暖房の素。  

薪ストーブは便利ですよ、暖が採れるのはもちろん 湯が沸いておでんができて燗がついて・・ 寒くなるとストーブの傍から離れられなくなるのは何時もの事。

いよいよストーブ爺さんの活躍するシーズン間近です。

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フランスのアンビクタ製薪ストーブ

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葉の間からイガが出てきました。

2017年9月1日

非情食

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:05 AM

9月1日  はれ

全国防災の日です。 

「災害は忘れたころにやってくる」と言ったのは寺田寅彦先生。

まことにその通りなのであります。が、ただ現代は遠くで起きた災害も瞬時に伝わるので「災害は忘れないうちにやってくる」と言い方を変えつつあるようで ありがたくない変化。

わたくしの人生で命の危険を感じるような災害はいまだに経験ありません。できれば未経験のまま過ごしたいのですが 明日にも私の立つ地面が割れない保証は無し。

「さては信州善光寺にナマズ現る」と瓦版で伝えられた善光寺地震から今年でちょうど170年。

ナマズの退屈度もそろそろ頂点にきているころじゃないでしょうか?

ところで防災の災は何を連想しますか? 地震 台風 水害 津波 火災 噴火 数えればまだまだ出てきそうな災害の名前。

防災の日を決めたのは昭和35年、伊勢湾台風のあった翌年、9月1日に決めたのは関東大震災の起きた日であり雑節の二百十日にもあたるということのようです。

わが家では大災害が起きて孤立したらどうしましょうと非常食だけは揃えてあるんですよ。

田舎のことですから非常食など無くてもタヌキやヘビを捕まえて食べちゃえばいいんですがね。

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