木を伐るとき一瞬ためらいが出ます。
5月27日 くもり
林の中に家を建てる場合 建築場所と進入路以外の樹木は残したいのが人情というもんでしょう。
まあそれが森の住民になる最低の礼儀、それでこそ山の神と仲良く暮らすことができると言うもんです。
ところがです。 いざ森の住民になってしまえば家の周りにある木が邪魔になることがあってね。
今日のお仕事はそんな支障木の伐採です。
今年の正月過ぎに降った雪はその後 雨になり そしてその晩ものすごく寒くなったんです。
すると雪が屋根に凍り付いて・・・こうなるともうダメ、次から次から雪が積もってしまいぶ厚い氷が屋根に載っているいるようなもの。
それが気候の緩む春になると雪崩落ちるんです。 その時の轟音と家鳴りはすごいもんです。
ところが家の周りに巨大な氷の塊が落ちるだけのスペースがあればいいんですが、雪の落ちる方向に木を残してしまった場合、木に引っかかって落ちてくれない真に不安定な状態になってしまいます。
そうなると住人も気が気でなくスコップ片手に氷の壁を崩すんですが硬いし重いしで大変な重労働。
雪遊びに来たのに疲れに来たようなもの、春になったら伐採してもらおう!となったわけ。
次の冬は雪が引っかかることなくスムーズに滑り落ちることでしょう。
ゆっくりと雪遊びを堪能ください。
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