種池に神頼み
12月20日 はれ
このところいい天気が続いて景色は12月とは思えない枯れた風景が広がっております。
スキー場関係者はヤキモキ、神主さんにお願いして雪乞いを考え始めているんではないでしょうか。
この雪乞いの方法が全国にどの位あるのか調べたことはありませんが わがふる里では戸隠様まで雪をもらいに行くんですよ。
元々は雨が少なく日照りや旱魃になって作物ができない時 雨乞いに行ったんですが雨の化けたのが雪ということでいつの頃からか雪乞いにも行くようになったという訳。
その方法は霊験あらたかなる池の水を旱魃の田畑まで持って行って撒くというもの。
戸隠から信濃町に抜ける県道36号線、戸隠キャンプ場牧場を過ぎ鳥居川を渡ってしばらく、道路北側を登った所にある種池に水桶を持って水を貰いに行くんです。 家に着くまで水桶を絶対地面に付けてはダメ、霊力がたちまち失せてしまうということです。 昔は何人もが変わり番こに持ち帰ったそうですがその言い伝えは今でも続いて車に乗っても膝の上で抱いて帰るそうです。
さて、そんな苦労をしても山に雪を降らせたい人々もいて 片や池に石を投げこんで神様を怒らせて雪を降らせない方が楽だと言う人もいて、種池の神様はどうしていいかわからなくなるのが例年のことのようです。
どこのスキー場も毎年12月に入るとある場所に出向いてに霊験現かなる場所があって北信の住民は大部分が知ってるんです。 それは戸隠の種池、戸隠奥社から信濃町方向に
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