第九・・・大工
12月17日 はれ
年末になるとベートーベン第九が方々で演奏されるようになります。
大体交響曲の何たるかもしらず、第九を最初から最後まで聴いたことも無いわたくしが 話題に上げる事自体恐れ多いのでありますが、年末になると第九第九と目や耳に飛び込んできますので建築に携わっている身にしてみればそれだけで反応してしまうんです。
小学校か中学校か覚えていませんが音楽室の長押上の壁に世界の名だたる音楽家の肖像画が掛かっていませんでしたか?
思い出してみるとおじさん顔のバッハやハイドン、パーマ頭のヘンデル、貴公子然としたモーツアルト等々、その中のベートーベンだけが髪の毛ボサボサでしかめっ面だったような。
なりふり構わぬ天才だったんでしょうか? 200年も経ってから年末に持てはやされるようになろうとは本人も思いもよらない展開なのかもしれません。
私?私の年末の音楽はお寺の交響曲、百八つの鐘の音で新年を迎えます。
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