飯綱なまり
5月20日 はれ
今では見かけなくなった囲炉裏。 以前はどの家にも一か所は炉が切ってあって暖を取ったり煮炊きに使ったものでした。
古い家を解体したとき、床下から壁土で囲んだ炉の跡が出てきたりすると、昔の人の暮らしの一端をみるような気がしたものです。
さてと、今日の話題は囲炉裏では無く囲炉裏の上に掛かっている自在鈎の話。
誰が考え出したのか この自在鈎の高さ調節方法、うまくできていて感心するばかり。本当に単純なんですが確実にロック 鍋でも鉄瓶でもずり落ちることはありません。 いまであればノーベル賞とはいかないまでも実用新案でフトコロがかなり暖かくなっているはずの発明だと思うのであります。
この自在鈎、皆さんのところでは何て呼んでますか? 私は「カゲツケ」って覚えてたんです。で、「カゲツケ」をパソコンで調べたら全く該当無し、影付けなんて漢字が出てくるんです。きっとこちらの方言か私の覚え違いなんでしょう。
囲炉裏周辺で調べてやっと標準語の自在鈎が出てこの記事が書けたという訳。 カゲツケは鈎付きの訛った言葉かもしれません。
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