杉の大木
3月18日 くもり
諏訪の御柱の話は以前に何回か書きました。 今日は御柱にする木の種類を調べてみました。 本家本元の諏訪大社ではモミの大木、そのほか私の見た限りでは杉、赤松、がありました。 ところによっては桧を立てるところもあるそうです。 いずれも常緑針葉樹で地山の木を選んでいます。
諏訪大社で立てるような大木(元口で1m、長さ18m)はどこで手に入れるのか?・・・・ 上社は私有の山があって そこから伐り出していたようです。 ところが伐りつくしてしまい、ここ数回立科町の町有林や国有林から調達しているようです。 また下社はもともと私有地は無く、下諏訪町東俣国有林(1700町歩)からお金を出して買い求めているようなんです。
その国有林も6年ごとに16本の樅の大木(樹齢150~200年)を調達するのは難しく 林野庁では玉不足解消のため樅の木を植樹して100年後200年後に樅の木街道を作る計画を立てています。
諏訪大社の御柱、地域の市町村がこぞって木やり歌を張りあげておりますが、誰も何のために立てるのか知らないと言う長野県指定の無形民族文化財なんです。
霊仙寺地区の杉、元口55cm
長さ11m 重さ2tほどか?
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