2015年5月21日

水木

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:46 AM

雪が解け、春となれば 山の木々も新緑に包まれ花で自己主張します。 始めに気付く木が山桜、山の中に白かったり桃色であったりの花を咲かせて、こんなに桜の木があったのかと驚くほどです。 そして今花盛りなのがミズキ、広く枝を伸ばしてテラスのように葉を広げ白い花を付けるので遠目にもはっきり判る木です。 山道を車で走るとミズキもこんなにあったんだ!と気付かせてくれるのが今の時期。

毎年一段づつテラスが増えて 大木になりますと樹影が100m2にもなり 下草も生えないほど。 春、枝を折ると水が滴り落ちるので水木の名が付いたと言われております。 が、私が知る限り それほど水を吸い上げてはおらず 他の木と大差ありませんでしたよ。

ということで、今わが古里の山はミズキの花が真っ盛りです。

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2015年5月20日

立ち枯れの白樺

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:47 AM

別荘地に生える木が大きく育ってしまうと簡単には切り倒せなくなってしまいます。 そこで私共の会社に伐木依頼がくるわけで大抵2人組で対処しております。

今日は高さ20mほどの白樺が立ち枯れて危険なため切り倒しを依頼され行ってきました。 いつもは2人で作業するため相方を待たせるのも悪いですから写真撮影はしたことがなかったんです。 ところが今日は相方も居ず一人でやることにしました。 ワンマンショーですから何の気兼ねもなく写真を撮りながらの伐木です。

① 風があって危険なので建物側に倒れないようにロープで固定して

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② 受け口を作って

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③ 切り倒す。 これだけのこと!

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立ち枯れの白樺は上の方は腐ってボロボロになってましたが、切り口はものすごく堅くチェンソーで伐るのに骨がおれました。 いままで何度も伐ってきましたがこんなに堅い白樺は初めて。 立ち枯れて木質が変わってました。

2015年5月19日

松ぼっくりとは

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:06 AM

松ぼっくりの語源は松のふぐりで男性の玉々を指しています。 いきなりの陰嚢の話で恐れ入りますが 松ぼっくりの大きなものを見つけたのでUPします。

写真は長野市のオリンピック施設Mウエーブに植えられているドイツトウヒの木についているものです。 大きな松ぼっくりはヒマラヤ杉が有名ですが、これは空に向いて実を付けます。 トウヒは写真のように引力に逆らわないで下向きに実を付けます。 高いところにあるのでメジャーで計るわけにもいかないんですが20cm以上はありそうです。

トウヒは唐桧と書きます。 建築材でツーバイフォー材のSPFのS、スプルースの呼び名のほうが通るかも知れません。 この実はリースに使ったり、鳩時計の錘はこの実を象っているそうです。

春一番に咲く「オオイヌノフグリ」は こんな名前で無く「大犬ぼっくり」のほうが聞いていて安心なのであります。

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2015年5月18日

となりの竹藪に竹立てかけた、となりの客はよく竹喰う客だ

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:43 PM

初物を食べるとンン年長生きする と言う昔からの言い伝えがあって、江戸時代の初カツオなど女房を質に置いてもと競って食べたようです。 ただしこれは質草になる程の奥さんがいての話で なかなかそうはいかなかったのではと思うのであります。

さて、そんな前振りをしての今日の話題。  わたしも初物を頂きました。 それは初カツオではなく 初筍。 見てくれは孟宗や淡竹に劣りますが 味は群を抜くうまさの根曲竹の筍。 この竹、名前の通り根っこのところで大きく曲がって それが絡み合って竹藪を作っている竹のジャングル。 こんなところでクマに出会ったら逃げようもありません。 そんな竹藪をもぐったり上を這ったりしないと採れない筍で、この苦労を知らない人には食べさせたくない旬の味なんです。

固い節は抜いて軟らかい所だけを味噌汁仕立てで戴くもので、ここに鯖缶を崩して入れるのがここらあたりの食べ方。  時季なんですね、スーパーに鯖缶が大量に並んでいました。 筍の最盛期にはこの缶詰も無くなってしまい他県まで買いに行くこともあるんです。

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2015年5月17日

菜の花畠

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 2:58 PM

♪ 菜の花畠に 入日薄れ、見わたす山の端 霞ふかし、 はる風そよ吹く空を見れば 夕月かかりてにほいあわし。♪

情感たっぷりに故郷の風景を詩作した 高野辰之の 「朧月夜」。 飯山市の千曲川沿いにこの歌を記念した菜の花公園があって久しぶりに行ってみました。 花はすでに盛りを過ぎ、黄金色に埋まっているはずが緑と黄色の混合色に変っていました。 それでも朧月夜の情景を想像しながら充分楽しむことができましたよ。

それでは2番

♪ 里わの火影も 森の色も、 田中の小路をたどる人も、 かわずの鳴く音も 鐘の音も、 さながら霞める朧月夜。 ♪

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2015年5月16日

展示会

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 12:59 PM

5月も半ばの16日、朝方は結構強く雨があたってましたが 9時ごろには上がって曇り空ではありましたが5月の心地よい風が吹いていました。

さて、きょうは建築関係の展示会のある日、わが社も1ブースを借りて過去から現在までの建築物件を写真パネルで紹介、ついでに愚息の制作したギターなども展示して来客者にアピールを試みたようです。

キッズコーナーにはミニチュアのログハウスを持ち込み 次の世代の子どもたちに大いに宣伝したんですが 反応の程はあと数十年経ってみないと判明しないところに この展示会の醍醐味があるといっていいでしょう。  即、次の仕事に繋げようなどと思ってはいけません。

という訳で展示会は無事終了、来場者の反応はなかなか良かったようで息の長いお付き合いが出来そうです。

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上の写真はキッズコーナーのミニュチュアログハウス組立中です。

2015年5月15日

ニセアカシア

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:24 AM

長野市を流れる千曲川の河川敷でニセアカシアが咲いてましたよ。 こちらでは葉も出そろっていないのに違うもんです。  ニセアカシアのもう一つの呼び名がハリエンジュです。  エンジュは外皮側が白く芯側が黒いパンダのような模様になる木で床柱になってます。 ニセアカシアも外側が白く芯側が黒い似た色をしています。

とにかく成長も繁殖も群を抜いていて、侵略的外来種に指定されており 千曲川河川敷でも取り除こうと数年前から伐採が始まっています。  ところがこの伐採に異を唱えるのが蜂蜜業界、特に長野県はニセアカシアの花を蜜源とする養蜂家が多く、切り倒し反対を陳情していて、あちらを立てればこちらが立たずの状態が続いているようです。

繁殖力が強いので あちこちで見かけるようになったニセアカシア、わたしは山手で咲いた頃を根曲竹の 筍取りに行く時季の目安にしています。

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花が咲くとミツバチの巣箱が並びます。

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2015年5月14日

ぬり壁 むり壁

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 10:23 AM

塗料を選ぶのは難しいですね!  色の決定もですが耐候性がどの位あるのかが問題。 塗ってから何年持つかは現場現場の自然条件が違いますから一概に言えないんですが、高い塗料だからといって持ちがいいとも言えないようで、安い塗料でも塗る回数が多ければ多いほど長持ちするようです。

さて、前置きが長くなりましたが今年はどういう訳か山荘の塗り替え依頼が多く、ペンキ屋さんと現場打ち合わせが続いています。

塗装工事も天候に左右されて大変なんですよ、特に屋根の場合なんか 秋は落ち葉でダメ、春は花が散るときはダメ 毛虫が多いとダメ、夏は霧が降りるとダメ と、晴れていても制約される日が多く ペンキ塗りに適した日なんてほんのちょっとしかないんですから。 かと言って真夏の炎天下、ペンキ塗りには最適でも 屋根の上の作業は大変な重労働、塩飴をなめながらやるそうです。  小魚なら丸干しか干物になっちゃいますよ。

こんなに天候に左右される塗装工事ですから、 依頼された件数のどこまで熟せるか、お天道様次第というところです。

2015年5月13日

宿題

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:16 AM

岩手県で5強の地震があったようです。 被害の程は知れませんが大事の無いことを願っております。

さて皆様、昔のことを思い出して下さい。  小学校の入学式から間もないちょうど今頃、どんなことを教わってたか覚えていますか?

わたしは60年も前の事で断片的にも思い出せなくて!  竹の棒と一円玉くらいの木の円盤で数を教わったり??(違うことに使ったのかもしれません)、 読みは国語の最初のページが何だったのか思い出せないし、 いずれにしても算数も国語も全く零からの学習だった気がします。 なにしろ幼稚園は勿論保育園も無い田舎でしたから。

ところが、今の小学1年生って進んでますよ。 もう毎日宿題が出ているようで、そのプリントを見せて貰ったんですが大人でも理解できないような問題があって自信を無くしちゃいました。  こんな問題と毎日格闘している一年生は偉い! わたしも もう一度一年生からやり直したい宿題でした。

2015年5月12日

台風6号

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:34 AM

草が伸びてきました、ひと雨降るごとに背を伸ばして歩くのに邪魔になるほどの勢い。

さて、5月の中旬というのに台風は6個目、これが近畿から関東、東北と影響を与えそうだとニュースで伝えています。 長野も昼過ぎ辺りから風が強まり外に畳んであったシートが飛ばされたり立木が大きく揺らいだりと次第に影響が出始めています。 午後3時過ぎには雨があたり始め外作業は中止。

こんな時こそ道具の手入れが肝心と 研磨機を回してみれば刃物の止め具が割れて使用不可。 それではデジカメを仕入れてと電気屋さんに行ってみればcanonのカメラが一台置いてあるだけ。 店員さんに聞いたらネットで買った方が安いですよ!だって。 そういう時代なんですな~。

しょうがない、雨の日はしょうがない、 と 外の売店でたこ焼きを買って帰ってきました。

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