2014年4月10日

坂城、榊、逆木

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:08 AM

坂城は長野県埴科郡にある町で坂の上に城があったのでついた名前。 大きな工業もあって「テクノさかき」という新しい駅もできるほど。

榊は神の宿る木、神前に供える玉ぐしや地鎮祭などで中心に立てる神木もこの木を使う。 ただ榊は寒い地方には育たないので松や正木、青木なども使用され、ここ長野県北部ではイチイ(トガ)を利用することが多い。

逆木は建物を作るとき柱を一本逆さに立てるもので、本来は山で生えていたように上下を決めて立てていますが 一本だけ上下ひっくり返して立てるものです。 「月満つればすなわち欠く」との諺にあるように、完成してしまえば崩壊に向かうことを止める為、未完である証に逆木を立てるんです。

わたしも仕事柄ほんのちょっとのやり残しをしているのはこんな深いわけがあるんでございます。

きょう用があって坂城町まで行ってきました。 坂城では 梅や杏、桜の花盛りで土手には菜の花も咲いておりました。 坂城町の風物をお伝えしようとパソコンに向かったのですが話はサカキいろいろになってしまいました。 よくある脱線事故であります。

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諏訪大社春宮の大しめ縄。

2014年4月9日

穴場発見。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:19 PM

あんずの里で有名な更埴の森であんずの花が咲いたとラジオが伝えています。  いよいよ春、花見の季節です。

今まで酒の話題を何回も語ってきましたが ほとんどが家で飲む話題でした。 そこで今回は花見の帰りに寄ったらどうかなーなんてのを三回に分けて書いてみます。

その①  今の若者たちは長野駅前の飲食店に集まるようですが、ミドル級(年齢の)以上になるとやはり権堂が落ち着きます。 そこで紹介するのは権堂はダイアモンドタウン2階、その名も「穴場」。 なんちゅうネーミングなんだと最初思いましたが入ってみるとやっぱり穴場でした。 まず、飲み放題、カラオケ歌い放題でお一人様3000円。

やってるママさんは50代と60代の美人ママさんの2人組。 此のママさんの前歴が観光バスのガイドさん。 歌も大したもんで東京のバスガールや越後獅子なぞ歌ってもらえば思わず涙が出ますぜ。

という訳で花見帰りに一度は寄ってみてください。 ただし私の名前を出しても何の効果もありませんから悪しからず。

では、御免。

2014年4月8日

4月8日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 9:00 AM

きょうの出来事。 お釈迦様の生まれた日。

本当はいつごろ生まれたか定かではないのですが、2500年くらい前の今日生まれたことになっております。

お釈迦様の生まれた日、空から甘い雨が降ったと伝えられ 日本では甘茶をかけてお祝いする慣わしになりました。

日本には8000万人の仏教徒、3万の伽藍、30万体の仏像と世界一の仏教国なんだって、知ってました?

落語でも、茗荷宿やお血脈 山号寺号など仏教にまつわる噺もたくさんあって楽しませていただいとります。

特にお血脈は善光寺の噺であり、今でも御印文頂戴の儀式が行われております。

これは、どんな極悪非道な事をした人でも御印文を額に押し当てれば罪は帳消し、極楽行きが約束されるという、たいへん有り難い印なのであります。

斯くいうわたしも、いつかはこの御印文を頂かなければ 何処に連れて行かれるかわからないような生き方をしております。 どうです、あなたも一緒に行きませんか?

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2月の大雪に覆われた善光寺平 浅川から写す。

2014年4月7日

ツバメは来ましたか?

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 1:17 PM

日本野鳥の会では年々飛来数が減少しているツバメの情報を集めてます。

飯綱町の我が家に一番早くツバメの来た日は8年前の3月28日でした。 飛来後2度の降雪があっても帰ってしまうことなく頑張って居続けでした。 今年はまだ見ておりませんが長野市では飛来したとの情報が入っております。

ツバメは土と藁で巣をつくる他 子育て中の糞害などもあって新築の家や商店などからは嫌われる存在で、住宅難なのであります。

昔の農家では茶の間に巣をつくっていましたっけ。 ツバメは飛んでいる虫を食べますから家の中に入った蛾や蚊なんかも獲る役に立つ鳥で大切にされてたんです。

それがどうです!今や長い道のりを飛んできたのに羽を休めようと着いたら家が無くなっていたなんて、人間なら絶対グレちまいますよ。

都会ではスズメさえも住宅難だとか、ところがカラスだけは増えて焼き鳥の材料になってます。

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どうする? ここにする?  作ってもすぐ落とされちまうし、卵は生まれそうだし困った困った。

2014年4月6日

片倉館1000人風呂

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:17 AM

皆様、小学6年生の頃を覚えてますか?  私にとっては53年前のことになるんです。 ほとんどの事は忘れてしまい卒業式さえも思いだせないんです。 そんな私でも何故か鮮明に思い出すのが諏訪片倉館の一場面なんですよ。

多分修学旅行ででも行ったんでしょう、大きな風呂に入ったことだけ覚えてるんです。

何でかな? それまで団体で入浴することは無かったし、その風呂が深くて底に砂利が敷いてあったからかな なんて思うんです。

先日、諏訪に行く機会があったのでその片倉館に行ってみました。 周りの風景も建物もまったく覚えがないんです。困ったもんです。風呂場もタイル張りの豪華なもので記憶にございません。 只、風呂に入って足の裏に当たった砂利の感触だけが当時を思い出させる唯一のものでした。

きっと頭より足の裏の方が記憶力に優れているんでしょう。  浦島太郎になったような瞬間でした。

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こんな立派な風呂なら覚えていてもいいはずなんですがね、 風呂の縁が木造だったような気がするんですが改装したんでしょうか?

1000人風呂と名が付いてましたが50人がいいところだと思いましたよ。 ちょっとぬるめの温泉でした。

2014年4月5日

ツクシ受難

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:22 AM

思わぬ雪降りの朝となってしまいました。 せっかく暖かくなって芽を出し始めた植物が雪を被って 出したご祝儀と同じで引込めるわけにもいかない どうしたもんか悩んでおりました。

下の写真は道端のツクシが雪に埋もれてしまったところであります。 ツクシは春の季語になるほど親しまれ可愛がられておりますが、成長してスギナと名を変えたとたん畑の侵入者として退治される運命にあります。

ところがこの頃花粉症に効くなんていわれて注目され始めているそうですよ。 

♪ ツクシ誰の子 スギナの子 ♪  親が後から出て来るって何か変、 ♪ スギナ誰の子 ツクシの子 ♪ ではどうかな!

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2014年4月4日

やっぱり鹿はいるんだ!

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:36 AM

今朝の信濃毎日新聞に松本や長和町に鹿やカモシカの 餓死体が数多く見つかっているとありました。

二月の大雪で移動が困難になり体力のない老や幼が餓死した模様であります。 さすがに野生といっても広い範囲が雪に埋もれては食料をさがすことができなかったようです。  

まったく他人事で無く人間も雪のために孤立した地区が数多く出現したものでした。

今朝がた歩いていると雪の残った田んぼに大きな鹿の足跡を見つけました。 このあたりでも野生のシカを見ることがあると人伝に聞いたことはありますが、わたくしは未だお会いしたことがありません。 

雪解けで里にいたのが上がってきたのか、草の新芽が出てくるのを待ちかねたように 食べてありましたよ。

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下に付けた靴跡は巾11cm長さ28cmの私のものです。

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2014年4月3日

「旅屋 市兵衛」

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:47 PM

きょうはモンシロチョウが飛んでました。 毎日が春発見のハルノートであります。 日米の開戦直前に示された交渉文章をアメリカ国務長官 コーデル ハルの名をとってハルノートと名前がついたのとは違って平和な平和な春ノートです。

昨日はウグイス、今日は蝶々、とくれば明日は桜でも咲くのかしらね! というところで春の観光シーズン幕開けでございます。 

ここで耳寄りなお話 私の知り合いが この度バス会社を始めました。

社名は 「旅屋、市兵衛」 という昔の旅籠にあったような名前をつけてバス3台での営業。  「本日は 当 旅屋市兵衛をご利用いただきまして誠にありがとうございます。 旅のお供をさせて頂きますガイドの〇〇です、運転はバスドライバー歴30年の〇〇です。、 どうぞよろしくお願いいたします。」 なんて口上で始まるはず。

今日は南にあしたは北に 旅屋市兵衛のバスは行く・・・・・ 

そういえば私の知ってるおばあさんで、季節を半年先読みする方がいます。その人と出会ったのは七月の夏真っ盛りでした。そのときの会話を思い出してみると、

わたし「暑いですね」

おばあさん「あちいな、あちいからもうじき冬だこて」

わたし「へ?」

おばあさん「夏がきたから、もうじき冬だこて」

わたし「まだ七月ですよ?」

おばあさん「七月だからもうじき雪降るこて。寒くなるこて」 

わたし「ははは……」

あのおばあさんなら今の季節を春とは感じずに、「もうじき秋だこて、葉っぱ落ちるこて」と言っているかもしれません。

2014年4月2日

ウグイスが鳴いたよ!

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:56 PM

春です、ウグイスの初鳴きが今朝ありましたよ。 雪解けで増水した谷川に沿って桜が20本ほど植わってます。 その中に梅の木が一本だけあって梅にウグイスの諺通り梅の木に止まって鳴いてました。

鳴き声はまだホーーーホケキョって感じじゃなく ホーーーホケホケぐらいかな。 二声三声鳴いて何処かへ飛んでっちゃった。  惜しいけどもうちょっと上手くなってから又おいで! 

そのあとイカルが鳴きはじめましたよ。 イカルの鳴き声が解らなかったらパソコンで「イカル鳴き声 」で検索するといくつか出てきますから聞いてみて下さい。 きっとどこかの野山で聞いたことがあると思いますよ。 

春の鳥たちが唄い出し巣作りが始まって卵を抱くようになるといよいよ大御所の登場となるわけで、どうも私はあれが苦手ですな! 天は二物を与えずとはいうものの、創造主が奴にウグイスの声でも与えてやったら こんなに嫌いにならなかった鼠年生まれでございます。

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同じような形をしていても足が付いていればそれほどじゃないかな・・・・・? 

とは言いながら実際に草むらにこんなのがいたら蛇より怖いですよね!

 

 

 

2014年4月1日

新人

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:55 AM

春は盛りの4月1日。 天気も良く、風もあって杉花粉が心地よく飛びそうな日。 あれほどあった雪も北斜面に少し残る程度で、草の芽も次第に頭を出し始めております。 

新年度が始まり 入園、入学、入社の新のつく皆様おめでとうございます。 あたらしい環境の中での生活は慣れるまで何かと大変ですね。   緊張もするし、たくさん失敗もすることでしょう。  

しかし、案ずることなかれ。 ワタクシ齢を六十数年と重ねましたが、いまだに緊張し、たくさんの失敗を繰り返しておりますから。 

最近では「失敗なんぞはする為にある」とさえ思えてきました。 これが悟りの境地というものでしょうか。

ここでなぞかけ問答をひとつ、「新入社員の歓迎会とかけまして 未だ使ってない箒と解きます。」 「その心は いつかハクでしょう。」 

吐くくらいで済めばいいのですが 急性アルコール中毒で西の国に旅立ったなんてのはシャレにもなりませんよ。

どうか無理はしても無茶はしないように願っておきます。

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4月1日 朝5時半 志賀高原横手山&笠岳

 

 

 

 

 

  

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