赤い羽根
今、赤い羽根助け合い募金中であります。 ところが我が家の赤い羽根は、ずーーーと前に(多分9月末か10月初め) 郵便ポストに入っていました。 不思議な事です、募金をした覚えもないのに赤い羽根だけが手元に届いてるんですから。
この頃の募金は区費の中から拠出しているんだとか、何か釈然としないものを覚えるのは私だけではありますまい。
確かに区費から出せば予算も立てやすいし、募金する手間も省けて合理的かもしれませんが、ここには善意が感じられません。これはもう税と言っていい性質になっています。募金の一番大切なものはこの善意だったのではないでしょうか。
そういえば、むかしむかし長野駅前でセーラー服を着た女学生が募金箱を持って呼びかけていましたっけ。ニキビ華やかなりしころの私は恥ずかしくって傍にもいけませんでした。
顔の皮が厚くなり腹の皮が薄くなってようやく募金箱の少女の傍に立てるようになったら、赤い羽根が自然にポストに入っているようになってすごく残念です。
赤い羽根ってニワトリの羽毛だそうです、今日も焼き鳥やさんのカウンターには 羽を提供したのに肉をも提供しなければならなかったニワトリの怨念が串にささっておいしそうな匂いを漂わせています。 そんなことを思いながらネギマを口にはこぶジキルとハイドのようなおじさんです。
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