サルカニ合戦
むかしむかし、カニがおにぎりをひろいました。 サルは柿の種をひろいました。 カニは柿の種が欲しくてたまりません、そこでサルに頼んでおにぎりと交換してもらいました。
だってそうでしょう!おにぎりは食べればそれで終わり、ところが柿の種は育てれば毎年おいしい柿が食べられるんですから。
そんなこんなで八年がたちました。 柿はおおきな立派な木になって赤い実をいっぱいつけています。 カニは柿の木に登って実をはさみで切り落とそうとしてして誤って木から落ちて死んでしまいました。( 教訓1、慣れないことは気を付けましょう。)
死んだカニのおなかには子供がいっぱい入っていて そばで見ていたサルを親の仇と付け狙うようになりました。
そしてあるとき 栗、蜂、牛糞、臼の力を借りて見事本懐を果たしたという「サルカニ冤罪合戦」の民話でございました。(教訓2、危ういところには近づかないように)
柿が赤くなると医者が青くなるそうですが未だ大丈夫でしょう。
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