2013年9月10日

草ボケ

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:33 AM

地梨が実をつけています。 以前は芳香剤というか消臭用に勝手の戸棚や下駄箱の中の匂い消しにつかっていました。

酸味の強い匂いが特徴で黄色く色づくと収穫です。  春咲く花は朱くボケの花そっくりで草ボケと呼ばれているそうですが可哀そうな名前です。

なんでこんな名が付けられたのか調べて みたら、木の瓜と書いてボケと読む中国語なんだそうな。 輪切りにして天日乾燥したり焼酎漬けにして薬用にする方法もあるとか。

これを生で噛めば梅漬けよりすっぱいはず、ボケ防止の効能があるかも知れません。

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2013年9月9日

9月9日 重なる陽の日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:52 AM

偶数を陰、奇数を陽と決めたのは中国、その陽数のもっとも大きな9の重なる日が今日、九月九日であります。 でありますから、今日は一番大きな陽数の重なる日として重陽の節句といわれています。

さて、久しぶりの晴れた朝を迎え遠く志賀の山々もきれいなシルエットで浮かび上がっていました。 ただ寒かった、寒暖計は13度で夜露が降りていました。 秋ですね、観光の秋になってきました。

国道18号長野以北で唯一の追い越し車線のある我が家の前は、それまでずーーーと続いた追い越し禁止道路から解放されたドライバーが思わずアクセルを踏んでしまう区間。

それを知っている白バイが影に隠れて獲物のかかるのを待っているという、ドライバー泣かせの道でもあります。 追い越し車線で取り締まるのは止めてほしいですね!上りと下りが同じスピード制限というのも、物理的に変だと思いませんか?

今もサイレンを鳴らして他県ナンバーの白い乗用車が止められました。

秋の観光シーズン、交通事故と白バイには気をつけましょう。

2013年9月8日

オリンピックが東京にやってくる!

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:32 AM

朝から雨が強く降っていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は雨にも風にも負けずに頑張っておりますからご安心ください。

さて、朝のラジオが伝えるところによると第32回オリンピックが東京で開催決定と言っていました。

2020年、7年後のことです。 今から7年後かい!そん時何してるかな?生きてるかな? なんて考えませんか。

なにが何でも見てやると意気込んで途中でバテない様にしましょう。目指す目的地は遠いんです。

これからの日本や東京は大変です、東北の大地震の後始末も福島の原発の後始末もできないうちに次の問題を背負い込んだようなもんですから。

おめでた事に水を差すようでいけませんが、諸手を挙げて万歳を言えない現状じゃないかな、なんてラジオを聞いて思ったものです。

下の写真は泥蜂の巣。

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子を産んでから蓋をしてしまいます。子は自力で破ってでてきます。

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2013年9月7日

きょうから仲秋

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 9:10 AM

三秋の真ん中、中秋の始まる日です。 今日から10月7日までの一か月が中秋となります。

旧暦をたびたび持ち出して さぞかし古い奴だとお思いでしょうが 古い奴ほど新しい暦が嫌いでございます。

三春(初春、仲春、晩春) 三夏(初夏、仲夏、晩夏) 三秋(初秋、中秋、晩秋) 三冬(初冬、仲冬、晩冬)。これで丁度12か月、うまくできていますね!

初春が立春から始まります。ここからひと月ごとに呼び方が変わり、三月ごとに立のついた立夏、立秋、立冬となるわけです。

太陽の動きで呼び名を決めているのですから一番季節に合っているはずで 新暦の1月1日は本当は中冬の冬真っ最中、それを初春なんておめでたがって太陽さんは腹を抱えて笑っているでしょう。

この中秋には名月をめでる日があって今年は19日ごろになりそうです。天気が良くなればいいと思うものであります。

2013年9月6日

やまぼうしが赤い実をつけました。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:01 AM

秋ですね、やまぼうしが赤い実をつけています。 春になった!やまぼうしが白い花をつけたと喜んだのもつかの間、もう結実の時を迎えています。

マジ時の流れは千曲の川より早いんじゃないかと感じているところです。

さて、時の流れを止めることもできませんから流れに身をまかせていますし、頭の毛は抜けるにまかせております。 女性のように逆らうことはありません、男は諸行無常の心境を生まれながらに体得している生き物でございます。

さて、名刺が切れていました。そこで新しい名刺に顔写真を貼ろうと娘にデジカメで写してもらいパソコンで見て驚いた、誰だこれは!髭は真っ白、目はうつろ、48なんてもんじゃない顔に縦横無尽に走る線。

まことに時の流れを感じた一瞬でありました。

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2013年9月5日

良薬口に苦し。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:34 AM

昨日は物騒な記事を入れてしまい反省してます。そこで今日は長生きできる記事にします。

私たち、山仕事に出かけますと色々なものに出会います。 キツネやタヌキはもちろん、これからはキノコや山栗 自然薯など自然からの贈り物がいっぱいです。山に入って贈り物をいただき、食卓に載るようになると一年で一番おいしい季節が始まります。

さて、今日山に入って切った木の中に、食欲の秋の食べ過ぎた方におすすめの木がありました。 シロアリじゃないから木は喰わねーでしょうが この木の皮を煎じて飲めば胃に良く効く薬になるんです。

下の写真はキハダの若木の根の部分です。表皮の下にコルク質の黄色い皮があってここが薬になるんです。

とにかく苦い、このまま舐めてもしばらく苦みが残るほどで、これを乾燥させて煎じて飲めば苦さも効能もセンブリ以上。

きはだと名づけられただけあって、本当に黄色の木で染色にも使われるとか、以前 直径2尺ほどのキハダを製材したことがあります。 材色も同じ黄色でケヤキに似たきれいな木目をしていました。薬にもなり家具にもなり最後は燃料にもなる三徳の木です。

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2013年9月4日

久月志日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 9:01 PM

9月4日、縁起の悪い数字の並んだ日であります。

9と4の字は縁起担ぎの人にはとても嫌がられる可哀そうな字なんです。苦につながる死につながるなんてね!

久につながる志につながると思えばこんないい字もありますまいに。まことにマイナス思考の先人の考えは短慮に過ぎます。

さて、こんなことを書いてから次の章に進むのは気が引けるのですが今日の話題に移ります。

今度始まった現場の近くにきれいな紫の花が咲いておりました。 もともと乙女チックな私は、妻へのお土産にこの花を手折って持ち帰ることにしました。

荊の生い茂った林の中に足を踏み入れ一歩一歩、 行き着いてみると どこかで見たことのある葉と花です。 もしかしてこれはあの花、事件を起こしたことのある花、と 気づいて周りを見回し、誰もいないのを確かめてそっと抜いてきました。

この根を煎じていただけばピンコロ地蔵も必要なし、ピンがなくなりコロっと逝けます。

御用の節は当方まで乞う連絡。 秘密厳守いたします。

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2013年9月3日

円生の生まれて死んだ日。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 1:44 PM

9月3日は6代目円生の誕生日であり命日であります。

出てきた日と閉じた日を同じにするなんて、 こんな勘定のしやすい閉め方はなかなか出来るもんじゃありませんよ。

さすが、名人円生の最後の演出は後々の語り草になっています。

生の円生の話は聞いたことがありません、昔はラジオやテレビで、今はCDで聞いていますがやはりうまいでございますよ。

人情話と艶話では群を抜いた話術をもっていて、大阪の言葉でも京都の言葉でも使いわける大名人といわれた人でした。

落語に詳しい人なら円生の顔はすぐに思い出すでしょうが、私はどうしてもおじいさんになってからの顔しか思い浮かびません。きっと若いころはなかなかの二枚目だったんでしょう。1900年生まれで78まで生きた芸一筋の人でした。

円生作の川柳   「咄家をふと困らせる馬鹿笑い。」

で判るように、客からの反応に神経質な面があって高座にあがって「 いよ!色男 」 なんて野次られると「あなたほどではありません」 と即座に切り返したなんて言われています。

ここで何故円生の誕生日を話題にしたかというと、斯くいう私も今日が65の誕生日でありました。有名人で同じ日の誕生日は私と円生の他、ドラえもんしかいませんでした。

川柳は風刺の効いた5,7,5  下の写真はかわやなぎ

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2013年9月2日

夜長月と呼ぶにはどうも、

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 3:57 PM

9月を長月と呼ぶのは、夜が長いからだと辞書に書いてあります。  たしかに夜明けは遅くなり夕暮れは早くなった感があって、夜長になってきたなーって思いはしますが、暦に載せるほどじゃありません。

新暦で9月を長月と呼ぶのはかなり無理があります。旧暦ではまだ7月、文月が正しい。

ほんとうの長月は10月5日から、10月になれば夜長月で大いに結構、その名の通りの秋の夜長となっています。

さて、文月と長月の間には葉月が控えております。ですから9月の本性は葉月。 葉月とは葉の落ちる月だとなっていますがこれも変、暦に載せるほど落葉する頃じゃありませんよ。

9月に落ちる葉っぱもありますが、葉の色づく頃としたほうがよほど現況に合っていると思うのですが如何。

以上、新暦と旧暦の呼び名を一致させる会々長のボヤキでございました。

月下美人の不気味な葉っぱ、 右に見えるのは日下月下不美人。

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2013年9月1日

9月になりました。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 9:36 AM

いよいよ九月が始まりました。 九月朔日は関東大震災記念日であり防災の日であります。

何が怖いって住んでいる家の動くのが一番怖いです。もともと家は動かない物として生活の中に記憶されているんですから、それが音を立てて揺れるなんて恐怖です。

地震、雷、火事、親父なんて怖いものをあげていますが、前兆の無い地震が一番なのは判る気がします。 地震を予知する学問もあるようですが今一成果があがっていないのが残念です。

ただ、長期予報は次第にできあがってきていて、100年間の発生をパーセントで表していまして、昔からの言い伝えや歴史書に記された地震の起きる可能性をあらわしています。

しかし明日かもしれず100年後かもしれぬ予報は、信じはするが対処はできない隔靴掻痒の思いであります。

気の小さいわたしの恥を申し上げますが、高い橋の上を車で走行するときや川の上で信号待ちなどしたときは地震がきたらどうしよう?なんて考えてしまいます。

阪神の地震のときの高速道路の壊れたのがいまでも記憶に残っているからなんです。

天災は忘れたころにやって来るのでは無く、天災は必ずやって来る、というのがこの頃の標語になっています。心の準備と危ういところには近づかない蚤の心臓が必要だと思うものであります。

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