今朝の俳句
花咲くや 欲の浮世の 片すみに。 12日信濃毎日
苦の娑婆や 桜が咲けば 咲いたとて。 13日信濃毎日
一茶生誕250年を記念して信濃毎日新聞に載る俳句です。 長野市の桜に合わせたかのような時季々々の風物を取り混ぜた俳句が毎日並びます。
12日の句は 人間界は欲得ずくの感情で動いているが、自然界は欲得抜きでひっそりと花が咲いている。と読むんだそうです。
13日の句は 桜の木をみて いつ咲く いつ咲くと心待ちし、咲いたら咲いたで いつ散ってしまうのかと気をもむ。まことに気苦労が多い世間だ。と読むんだと解説がついていました。
当方は梅の蕾が膨らんできました。 「陽をためて蕾ふくらむ暖かさ」 です。
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