フィールドトラッキング
山のキツネも食べ物が無くなってきているようで 鶏肉が食べたいと夜な夜な訪ねてくるようになりました。
我が家にはニワトリのボデイガードのクロがいるため 鳥小屋に近寄っても襲うことはありません。
足跡を追ってみると まず山から下りてきて ゴミ捨て場を嗅ぎ回り その後 ニワトリ小屋にまわって ジッとニワトリの様子をうかがいながら 涎をたらした跡まで残っているような生々しい痕跡がみてとれます。
足跡だけでこれだけの推理ができれば秋田のマタギになれるかもしれません。こんなのを今どきの言葉でトラッキングなんて言うんだそうです。
昔の話になって恐縮ですが、私が小学生のころ冬の裏山に遊びにいくとウサギの足跡が山一杯についていました。 とにかくウサギは多かったので 朝早く山に入って足跡の上にくくり罠を仕掛けたもんです。
数年後、植林した苗木が食い荒らされると 天敵のキツネを何処からかいっぱい連れてきて野に放ち ウサギを駆除してしまいました。
今、うちの前に来ているキツネはそのときに放されたものの子孫です。自然の法則に従うことなく人の手をいれることの良し悪しはわかりませんが、鹿を駆除するのにオオカミを放すような提案もあってどうしましょうか です。
キツネはニワトリを襲い、オオカミは牛や人を襲うようになれば とんだジャングルブックです。
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