キツネに頼みごと。
毎夕、家に来るキツネは 尾羽打ち枯らしたという形容がそのまま使えるみすぼらしい姿をしています。キツネの尻尾は、太く、 長く、 きれいな色、をしていてこそキツネ様らしいのですが、このあたりを縄張りにしているキツネ君はゴボウを差したような尾をしています。キツネは稲荷神社の使い姫で商売繁盛の神様 のはずですが、このようにみすぼらしい姿をしていては貧乏神の使いと間違われてしまいます。そこで私はキツネに貢物をすることにしました。そう、油揚げを雪の上に置いておこうと思います。これを食べて立派な尻尾に変わり霊力をもち世の中の不景気を吹き飛ばしてくれることを願います。
(これっぽっちじゃ無理か)
あたたかい日中、氷がとけて川になりはじめていました。
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