ロシア材
WTOにロシアが新規加入することになりました。これにより丸太の輸出税が下がるかも知れません。以前はソ連カラ松や欧州赤松の呼び名で大量に輸入されていたのですが、この頃はほとんど見ることができなくなっていました。それと言うのも6.5%だった輸出関税が2007年に20%、2008年には25%に引き上げられてしまったからで、日本の景気低迷とともに輸出関税の値上げはロシア材が姿を消すには充分な理由でした。今回のWTO加盟により輸出関税が10%ほど引き下げられそうです。ツンドラ地帯で育った年輪の細かい良木が再度建築用材として出回るかもしれません。特に欧州赤松は加工のしやすさや木肌の美しさから私は好きです。
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