取引は取ったり引いたり
日本の商習慣がドンドン変わってきました。それをこれから申し上げます。事の起こりはチルホールという牽引機械の安全ピンが過荷重で飛んでしまったことから始まりました。安全ピンはアルミ製の15mmx6mmФの円柱です。機械を売っているであろう商店に連絡してみると分解図をFAXで送ってくれました。その分解図の部品に丸をつけて返信しましたところ納期は一週間、金額は120円、送料600円、返品不可、前金でもらわなければ発注しませんと言われてしまいました。その商店はここから15kmほど南の長野駅そばの機械やさんで、今まで何度かお買い物をしている店ですが 上記のようなにべもない返事、かといって120円を払いに行って再度商品を受け取りに行くのも二度手間、120円を振り込むのに735円払うのも業腹、ということで断ってしまいました。要は6mmのアルミ棒が見つかればと思ってホームセンターをのぞいてみれば、あった、あった、6mmの1m棒が180円で売っていました。これなら15mmの物が90個も取れます。金額で言えば10800円分です。注文しなくてよかったとは思ったものの、きちんとした店構えの商店がいつから前金制になってしまったのか。人を見たら泥棒と思えとは昔のこと、今では客を見たら泥棒と思えに変わってしまったかのようです。それだけ騙す人が増えたのかそれとも商店に余裕が無くなってしまったのか寂しい限りの御時世になってしまいました。
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