イタヤカエデ
材木の仕事についてから程なくして信濃町の畑に生えている木を切り倒して欲しいと頼まれました。樹高は15mほどあったでしょうか、根つきの部分で直径60cmはあったと思います。そのころ持っていたチェンソーが45cmしか切れない品物で二度切りしました。この木がイタヤカエデで畑の真ん中に立っていたので障害物も無く肥しも行き届いており枝が大きく張り出して倒れる時に風切り音がしたほどです。
イタヤカエデは下駄の歯にするほど堅い木で銘木図鑑にものるほどの木ですが、あのころはそんな事とは知らずに何に使ったのかも忘れてしまっています。このごろギターを作るからイタヤカエデの木を探してほしいと頼まれました。倉庫の隅にあの時のカエデの板があるかもしれません、ホコリだらけの倉庫の隅を探索するのは気が進みませんが完全防備で挑戦します。
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