2011年10月21日

山ノ内町のクマ騒動

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:59 PM

今年の春つくったログハウスの近くでおきたクマ騒動です。

クマは川筋をつかって山と里を行き来しているようで、今回は川筋を朝帰りしている途中散歩している人と遭遇、ビックリしたクマはその人を襲いその後はパニックになって里を暴れ回ったんじゃないかなーなんて推理してみました。

実際わが家の南側に川が流れていましてその川沿いにクマの道があって夜なら見つからないのに昼間歩いていて大騒ぎになったことがありました。

この頃のクマは里に平気で下りてくるようになってしまいました。食料が豊富にあるので苦労しないでおなかがいっぱいになるのが気に入ったんでしょう。しかし今回は人家に押し入ったところを射殺されてしまいましたから命がけの里遊びになったわけでそこんところをよーく考えて行動するようにクマたちに伝えてやろうと思っています。

2011年10月20日

土瓶蒸し

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:37 AM

お金をつかって苦しい目にあっています。

昨日6時半に居酒屋に4人集合、もともとは松茸の土瓶蒸しが目当てで集ったのですが土瓶蒸しもいただかずに酒がうまくてドンドンいっちゃいました。二軒目は当社で建てたログハウスのオーナーがやっているスナックでビールと酒をチャンポンでいただき午前様になる寸前に帰宅。

下手な大工のノミ(呑み)一丁です。今朝起きてから二日酔いが判明、苦しんでおります。酒飲みは馬鹿なもんで高いお金を払って体に悪いことをしています。

酒のない国にいきたい二日酔い、また三日目に帰りたくなる。

2011年10月19日

老いてますます盛ん

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:10 PM

このごろ未来に向かってでは無く過ぎてきた道を思いだして書くことが多くなっています。そんな私の所に十歳も先輩のご主人と何歳か知れない美人の奥様が遊びに寄ってくれました。二十年ほど以前にログハウスをつくってくれたお客様です。あの頃は事務機の会社を経営していて仕事が終わると毎晩飲み歩きログハウス数軒分が消えたというツワモノです。

経営を子供に譲ってからは趣味に生きる男に変身、楽しくてしょうがないと話してくれました。若い時の女房不幸をわびて女房孝行に余念がなく旅行によく行くそうです。ただ奥様は北方面が好きなのに旦那さんは南がいいんだそうで今度西表島にダイビングに行くそうです。若者のように目を輝かせて話してくれる顔は艶々と血色もよくまた西表島のダイビングインストラクターの三十台の女性に会えるのが何よりも楽しみだと老いを感じさせないうらやましい限りの御仁でありました。

昨日の写真は暗い所で撮ったので今日は明るい写真を入れます。名工の手掛けた秀作のお化けカボチャです

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2011年10月18日

おばけカボチャの焼き物

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:34 PM

私の子供の頃、なかった行事にハロウインとバレンタインがあります。都会ではあったのかもしれませんが長野県の片田舎には盆と正月と秋祭りくらいしかなくクリスマスもほとんどの家は知らなかったのではないでしょうか。

いまだにハロウインとは何なのか理解していないのですが、言葉だけは何度も聞いて覚えてしまいました。

去年ログハウスをつくってくれたお客様に陶芸の先生がいらっしゃいます。その先生からおばけカボチャの焼き物をいただいて、しまっておいたのを今日出してきました。中に電球が入っていて光ってきれいなんです。写真にしてUPします。10月31日がハロウインの日なんだそうですが今日から飾っておきます。ハロウインが終わればすぐにクリスマスツリーの準備です。

上から見たところ

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2011年10月17日

中古フォークリフト

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:12 PM

泣き面に蜂と申しましょうか、この景気の悪い時にフォークリフトがこわれて動かなくなってしまいました。

新品をあつらえれば、んん百万もかかってしまいます。かといって無ければ仕事になりません。

ちょうど今、ログハウス用角材を製材しているときで待ったなしの状況です。知人や取引先をあたっていたら数年前に製材所をたたんだ社長に行きあたりました。2.5tのトヨタ製が処分しないであると聞いてさっそく訪ねましたら快く譲ってくれるとの答えで一安心。

三月の大震災で建設機械や物流機器が品不足となっています。車も中古の軽トラックなど中々手に入らないようで、その手の業者さんは強気のお返事しかくれません。反対に中古車、建機はありませんかと買い取り業者は日に二度も三度も電話をよこします。新品が気軽に買えるような景気に早く戻って欲しいですね。

 

2011年10月16日

イタヤカエデ

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:25 AM

材木の仕事についてから程なくして信濃町の畑に生えている木を切り倒して欲しいと頼まれました。樹高は15mほどあったでしょうか、根つきの部分で直径60cmはあったと思います。そのころ持っていたチェンソーが45cmしか切れない品物で二度切りしました。この木がイタヤカエデで畑の真ん中に立っていたので障害物も無く肥しも行き届いており枝が大きく張り出して倒れる時に風切り音がしたほどです。

イタヤカエデは下駄の歯にするほど堅い木で銘木図鑑にものるほどの木ですが、あのころはそんな事とは知らずに何に使ったのかも忘れてしまっています。このごろギターを作るからイタヤカエデの木を探してほしいと頼まれました。倉庫の隅にあの時のカエデの板があるかもしれません、ホコリだらけの倉庫の隅を探索するのは気が進みませんが完全防備で挑戦します。

2011年10月15日

木製品よ、よみがえれ!

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:02 PM

木が私たちの生活の場から遠くなってからすでに数十年になるのではないでしょうか?化石燃料の代等でまず薪や炭が姿を消しました。次にプラスチックの出現で生活用品から木製品が消えてしまいました。私たちの村にも何人もの炭焼き職人や炭焼き窯を作れる人がいたのですが今はどうでしょうか?桶やさんもあったし指物師もいましたが近在では長野市に一人だけ高橋さんという桶職人がいるのみとなってしまいました。それでもまだ建築だけは木造が多く大工さんや建具やさんは健在でしたが、その建築もプレハブに進出され工場生産された部品を取り付けるだけの技術を求められるようになってしまいました。同じ事が在来工法にも言えるようになり数千年培われてきた木を扱う技術が風前の灯火となっています。私の言う技術とは技能オリンピック等で発表するようなものではありません。もともと技と術は生活に根付いたところから発生していますから煌びやかなものでなく土臭いものなのです。そんな木の文化を絶やすことなく伝えていければと思い、拙い技術ですが毎日ログハウスに携わっています

2011年10月14日

久しぶりに温泉

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:57 AM

「おまん、元気だったかね。」

「耳が遠くなってこまってると」

「てっちゃん、どうしてる」

「とっくに死んだわね」

「うまいものばっか食べてたから早死にだわ」

「ばーさん、何してる」

「このあいだ、山へ栗ひろいに行ってきた。いっぺあったぞ」

「そーかい、まだ生きとるかね」

久しぶりに妙高の町民会館の風呂につかりに行って来ました。先に入っていたおじいさん同士の会話、多分同級生なのでしょう。耳が遠くなっているので会話がトンチンカンになっているところや、友人知人の生存情報、病気の話など三人しか入っていない風呂で大声でやりとりしていました。

2011年10月13日

秋の夕日と遠足

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:22 AM

秋の夕日に照る山もみじの季節になりました。子供たちは秋の遠足シーズンまっさかりのようです。紅白帽をかぶったリュック姿の小学生の列に出会い子供の頃の遠足を思い出しました。それが冒頭に挙げた「もみじ」です。何年生のころの遠足か忘れましたが上村(飯綱山麓の高原野菜を栽培しているところ)から学校へ帰る沢筋の林の中を大きな声で先生が歌いだして子供たちが後をおいながら歌ったことを遠足姿の子供を見るたびに思い出すのです。先生が誰であったのか、どこに行った遠足なのか全く思い出すことができないのですが沢筋を子供たちが歌を唄いながら下りてくるのだけを鮮明に覚えているのです。皆さんは昔の一場面だけを覚えているなんてことありませんか?友人に聞いても思い出してもらえません。今では本当にあったのかどうかさえ怪しくなっています。

ちなみに紅葉の作詞は高野辰之、作曲は岡野貞一で故郷やおぼろ月を作ったゴールデンコンビのものでした。

2011年10月12日

エネルギー自給の住宅

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:51 PM

住宅のエネルギーの供給方法が震災以来変わってきているようです。

それまではオール電化を各電力会社が競って宣伝していましたが、今ではその影をみることもできないほど消沈してしまっています。反面、家電量販店のヤマダ電器は各店にモデルハウスをつくって省エネ家電や太陽光パネルを付けた家を売りだす予定だとか。又電気自動車の蓄電池を家のエネルギー源として使う日産自動車や蓄電池付きの家を売りだす積水など様々入り乱れての販売合戦になりそうです。

どの方法にも言える事は自家電源装置を家に取り込むもので、それらのノウハウを持っている業界が全て住宅業界に参入しそうな勢いです。

どの方法が一番いいのかこれからの現場検証によって確立されていくのを待ちたいと思います。しかし田舎暮らしのエネルギー源は薪が一番、薪とストーブがあれば暖房、調理、はもちろん螺旋配管をすれば給湯ボイラーにも使え電気がこなくても生きていく事はできます。ログハウスの薪ストーブは伊達じゃありません。電気も大事ですが、山に入れば落ちている木の枝こそ究極のエネルギー源だと思うのですが。

 

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